こんにちは。料理研究家の河瀬璃菜です。突然ですが「ポテサラ」好きですか?
ほくほくのじゃがいもに濃厚なマヨネーズをあえたポテサラ。
定番おかずとしてもお酒のおつまみとしても愛されていますね!持論ですが料理好きはポテサラには並々ならぬこだわりがあると思っています。
もちろん私もポテサラが大好きです。そんなポテラーの私が皆様とポテサラについて様々な議論をしたく今回はポテサラに何を入れると美味しいか?をレシピを通して検証してまいりたいと思います!
1、とりあえず博多っ子はなんでも明太子いれたくなる。「めんたいバターポテサラ」
材料(2人分)
- じゃがいも 大(男爵)・・・2個
- 明太子・・・1本
- マヨネーズ・・・小さじ1
- 酢・・・小さじ1/2
- バター・・・小さじ1
- 胡椒・・・少々
- 大葉・・・1枚
作り方
- じゃがいもをたっぷりのお湯で沸騰させないようにじっくりと茹でる。明太子は皮から出す。大葉は千切りにする。
- じゃがいもに竹串を刺しすっと通るようになったら取り出し熱いうちに皮をむく。
- 2にバター、酢、明太子、マヨネーズ、胡椒を加えよく混ぜる。器に盛り大葉を飾る。
これは定番の間違いない味ですね!スタッフの評価もよくバランスのとれた一品です。明太子のからみとバターの濃厚さにほくほくのじゃがいもの一体感が素晴らしい!パンにぬってチーズかけて焼いてたべても美味しいですよ!
2、ぴりっとスパイシーさが後引く?!ガーリックキムチポテサラ
材料(2人分)
- じゃがいも 大(男爵)・・・2個
- キムチ・・・10g
- マヨネーズ・・・小さじ1
- 酢・・・小さじ1/2
- にんにくすりおろし・・・小さじ1/2
- にんにくチップ・・・適量
作り方
- じゃがいもをたっぷりのお湯で沸騰させないようにじっくりと茹でる。キムチは刻む。
- じゃがいもに竹串を刺しすっと通るようになったら取り出し熱いうちに皮をむく。
- 2に酢、キムチ、マヨネーズ、にんにくすりおろしを加えよく混ぜる。器に盛りにんにくチップを飾る。
絶対美味しいと思われたキムチガーリックですが個人的にはそれほど一体感を感じられない結果に!酸味が少ないキムチを使うとまた違った美味しさになるのかもしれません。
3、完全なる酒のアテが誕生しました!鯖の味噌煮缶ポテサラ
材料(2人分)
- じゃがいも 大(男爵)・・・2個
- 鯖の味噌煮缶・・・1/2缶
- マヨネーズ・・・小さじ1
- 酢・・・小さじ1/2
- 万能ネギ・・・適量
作り方
- じゃがいもをたっぷりのお湯で沸騰させないようにじっくりと茹でる。鯖の味噌煮缶は汁気を切りほぐす。万能ネギは小口切りにする。
- じゃがいもに竹串を刺しすっと通るようになったら取り出し熱いうちに皮をむく。
- 2に酢、鯖の味噌煮缶、マヨネーズを加えよく混ぜる。器に盛り万能ネギを飾る。
こ・・・れ・・は!!!!!ちょっと美味しすぎて表現に困りますね。味噌の甘みに鯖の旨味がじゃがいもと溶け合っています。おいしーーーい!味キマリすぎ!ごはんと一緒にたべてもお酒のアテにたべても最高な一品です。
4、濃厚なハーモニーにツンとくる辛味が最高!アボカドわさび醤油ポテサラ
材料(2人分)
- じゃがいも 大(男爵)・・・2個
- アボカド・・・1/2小
- マヨネーズ・・・小さじ1
- 酢・・・小さじ1/2
- 醤油・・・小さじ1/2
- わさび・・・適量
- くるみ・・・適量
作り方
- じゃがいもをたっぷりのお湯で沸騰させないようにじっくりと茹でる。アボカドは種をとり皮をむき一口大に切る。くるみは粗みじん切りにする。
- じゃがいもに竹串を刺しすっと通るようになったら取り出し熱いうちに皮をむく。
- 2に酢、マヨネーズ、わさび、醤油、アボカドを加えよく混ぜる。器に盛りくるみを飾る。
あの家庭の定番おかずポテサラとは思えないおしゃれな味になりました!濃厚なアボカドがゴロゴロ入ったポテサラは今までにないクリーミーな食感を楽しめます。後から来るツンとしたわさびの香りにくるみでかりっとした食感がいいですね!白ワインと楽しみたいポテサラです!
5、目を瞑ると北の大地が見えました・・・塩辛ごま油ポテサラ
材料(2人分)
- じゃがいも 大(男爵)・・・2個
- いかの塩辛・・・小さじ1
- マヨネーズ・・・小さじ1
- 酢・・・小さじ1/2
- ごま油・・・小さじ1/2
- 白いりごま・・・適量
作り方
- じゃがいもをたっぷりのお湯で沸騰させないようにじっくりと茹でる。いかの塩辛は刻む。
- じゃがいもに竹串を刺しすっと通るようになったら取り出し熱いうちに皮をむく。
- 2に酢、いかの塩辛、マヨネーズ、ごま油を加えよく混ぜる。器に盛りに白いりごまを飾る。
北海道では定番のジャガバターに塩辛!をポテサラにて再現しました!
「え?いままで別の食べ物だったの?嘘?」と言いたくなるくらいの一心同体感。これで売り出したらヒット商品になること間違いない美味しさですね。塩辛でなく酒盗でも美味しいと思います。
今回のポテサラなに入れたら美味い?は数名のスタッフにたべさせた結果、
一番人気は5番の「塩辛ポテサラ」でした!個人的に一番お気に入りの鯖の味噌煮缶ポテサラは接戦を繰り広げましたがグランプリ受賞ならず・・・
塩辛ポテサラの勝因としましては「ちびちびと日本酒と一緒にたべたい」「ボリューム感が最適なのでおつまみに出したい」「塩辛が苦手だったけど好きになった」など基本はみなさんお酒と合わせることしか考えてないようでしたが塩辛のそのポテンシャルに驚いたようです。
ぜひ皆様もお気にりのちょい足し教えてください!素敵なポテサラライフを!
著者プロフィール
りな助(料理研究家・フードコーディネーター)
1988年5月8日生まれ。福岡県出身。フードクリエイティブファクトリー所属
料理好きな母のもとで育ち、食に携わる仕事に就きたいという思いを自然と持つようになりました。両親が共働きで常に忙しくしていましたが、食卓を囲み食事を一緒に食べることで自然と会話が生まれ、どんなに忙しくてもコミュニケーションを大切にすることができました。そんな経験から、食卓でのコミュニケーションは大変重要で気づきの多いものだと私は思っています。「食を通して大切な人との暮らしをもっと楽しく」という意図に基づき、レシピ開発や料理教室講師、イベント企画運営、メディア出演、コラム執筆、執筆プロデュースなど、食に関わる様々な活動をさせていただいています。
2014年7月よりフードクリエイティブファクトリーの執筆プロデューサーに就任し、月間40本の記事をプロデュースしています。
著書「ジャーではじめるデトックスウォーター」「決定版節約冷凍レシピ」「発酵いらずのちぎりパン」
Blog:http://foodcreativefactory.com/
Twitter:https://twitter.com/linasuke0508