暇つぶし&英語の勉強にぜひどうぞ
このブログは歴史本やウェブの歴史ネタの情報を引っ張ってきて、切り貼り編集して記事にしているのですが、海外の歴史サイトの情報が溜まってきたので、今回ご紹介したいと思います。
手元にはこの倍くらいあるのですが、読み物として面白くて、比較的読みやすいものを選びました。
年末年始の暇なときや、通勤時間の英語の勉強などにご利用なされてはいかがでしょうか。
1. HISTORY.com
24時間365日歴史のことを放送する「ヒストリーチャンネル」のウェブサイト。
放映予定の番組情報のほか、ウェブだけのオリジナル記事もあります。
本格的な歴史好きも、ライトな層も楽しめる記事がたくさんです。
中心はアメリカ&ヨーロッパですが、その他の地域も扱っています。
History.com — American & World History
2. HISTORYNET
HISTORY.COMに次いで大きなアメリカの歴史専門マガジンがHISTORYNET。
記事はアメリカがメインで、特に独立戦争、南北戦争、第2次世界大戦、ベトナム戦争などアメリカ軍の戦争史が充実しています。
History Net: Where History Comes Alive - World & US History Online
3. Smithsonian.com
アメリカで発売されているアカデミック&カルチャー雑誌「スミソニアン」のウェブマガジン。歴史の他、科学やアート、カルチャーなど知的好奇心を満たしてくれるラインアップです。
歴史は考古、アメリカ史、世界史でカテゴリー化されており、動画記事もとても多いです。
ひとつの記事の構成は相当しっかりしているので、読み込みたい方はオススメです。
History, Travel, Arts, Science, People, Places | Smithsonian
4. Today I Found Out
思わず「へえ〜」と唸る知的好奇心をくすぐられるようなおもしろ情報を提供しているのがTODAY I FOUND。
長すぎず短すぎず簡潔にまとまっています。
Today I Found Out | Learn Interesting Facts Every Day
5. Knowledge Nuts
TODAY I FOUNDと構成や記事のセレクトが似てるけど、もう少し真面目(?)なのがKnowledge Nuts。
内容がアメリカ中心なので、 日本人の興味をそそるものはもしかしたら少ないかもしれません。
6. ALL THAT IS INTERSTING
ALL THAT IS INTERSTINGは「スマートな人になるためのサイト」と銘打っているように、Buzz Feedの偏差値を高くしたようなメディア。
個人的には、毎回気になる記事が上がるわけではないので、たまに訪れてザッと眺めていくつかネタ収集する感じです。
The Internet's Most Interesting Site - All That Is Interesting
7. History News Network
アメリカのジョージ・メイソン大学が運営するウェブメディア。
国内外のニュースを、過去の歴史事例を織り交ぜながら論じた記事がメイン。個人的には、アメリカ的感覚の一方的な論調で書かれている気がして、あまりバランスがよろしくない印象です。
が、逆にアメリカ的感覚・文脈を俯瞰で見れるので、そういう意味ではおもしろいです。
8. NUCIUS
NUCIUSはグラフィックや写真に特化した歴史アーカイブブログです。
古い写真やポートレイトなど、ぼくはたまにここから転載させてもらうことがあります。
写真がメインなので、眺めているだけでもおもしろいです。
Nucius! | historic graphics, engravings and photographs
PR
9. List25
毎回あるテーマに添って事例や人を「25」リストアップするというテーマのサイト。
25もあるので一つ一つの内容は薄いのですが、リストアップされた中で興味深かった事例や人をもう少し深く掘り下げて調べてみると、結構面白かったりします。
10. CRACKED
どちらかというとネタ寄りのメディア。
思わず詳細を見たくなる引きのあるタイトルばっか。世界史周辺のおもしろおかしい事例がたくさん載っていますが、中身もしっかりしていて読み応えあります。
Cracked.com - America's Only Humor Site | Cracked.com
11. LISTVERSE
このリストの中でぼくがしょっちゅう見るサイトはこれです。
ネタのバリエーションも豊富だし、更新頻度も高いし、何よりおもしろい。
たまに真偽怪しいネタがありますが、聞いたこともない話がてんこ盛りです。
12. PHACTUAL
LISTVERSEの劣化版(失礼!)がPHACTUALです。
ネタのセンスがあまりイケてないのでたまにしか見ないんですが、まれに面白い記事があるので1ヶ月に1回位は回遊するようにしています。
13. ODDEE
ODDEEはバカなネタの吹き溜めで、アメリカを中心に絶大な人気があるメディア。
名物が「偶然撮れたとんでもない写真シリーズ」で、これだけで半日は笑っていられます。
12 Funny Facebook Pictures (funny facebook pictures, funny facebook photos) - ODDEE
15 Hilarious "Caught Staring" Pics (caught staring, staring pictures) - ODDEE
10 Worst Tourist Photos - ODDEE
歴史ネタでも笑えるネタばっかを、どっから引っ張ってきてるのか分かりませんが大量に扱っています。
Oddee - Oddities, Weird stuff, Strange things of our world.
14. THE PUBLIC DOMAIN REVIEW
古い写真、映画、オーディオ、アニメなどをデジタルアーカイブして配信する目的で開設されたサイトです。
YouTubeやWikipediaにもないような、アメリカの国会図書館に眠っていたような映像とかが見れたりします。
参考文献としても貴重だし、てきとうに眺めるだけでもきっと楽しめるでしょう。
15. WW2 HISTORY.COM
その名の通り、第2次世界大戦の専門サイトです。
動画(&音声メディア)がかなり多いので、リスニング能力がないと結構辛いかもしれません。
ちなみにWW2はアメリカでも屈指の人気でして、日本では「戦国、幕末、明治〜昭和」が人気ですが、アメリカでは「独立戦争、南北戦争、WW2」です。どの国でも人気のジャンルは似通るんですかね。
WW2History.com | From Churchill to Hitler - the history of World War Two (WW2)
16. Military History Online
歴史好きのためのサイト。興味ないなら帰んな。
そんな矜持をこの古典的なレイアウトから感じます。
その名の通り、古代から現代までのあらゆる戦争と戦いについて専門家が解説を加えているサイト。
写真なしでひたすら文字が続きます。
正直言いまして、ぼくもまだ全然読み込めてないです。
17. Naval History and Heritage Command
アメリカ海軍オフィシャルサイトです。
アメリカ海軍の歴代の戦歴が、当然ですが一番詳しく載っています。
調べ物があるとき参考文献にするときに重宝するし、ブラブラ見ててもなかなか楽しいものです。
18. THE FBI
アメリカ連邦捜査局(FBI)のHPなのですが、ここにある事例集(Famous Cases & Criminals)がメチャクチャおもしろい。
JFK暗殺、真珠湾スパイ、エンロン事件など、アメリカの歴史に残る犯罪の捜査事例が簡潔にまとまっています。
当ブログでも「オルドリッチ・エイムズ」や「ベルバレー・ディッキンソン」など、記事のソースとして使っていますし、これからもお世話になると思います。
FBI — Famous Cases & Criminals
19. Answers Africa
ちょっと変わったところで、アフリカのネタを専門に扱っているメディアです。
「最も偉大なアフリカの軍人」とか「歴代最強のアフリカの戦士10人」とか、
エキサイティングなアフリカの歴史をザッピングするにはとても良いサイトです。
Answers Africa - A Knowledge Base for Africa
20. THE HISTORY BLOG
個人のブログで、2006年から現在までほぼ毎日更新があります。マジ怪物。
内容はやはり西洋史がメインで、特に考古学とか美術ネタが多いです。
西洋美術が好きな人はおすすめですが、圧倒的ボリュームがあるので、どれだけ時間をかければ読み倒せるのか…。
まとめ
アメリカではこのように歴史が一種のエンタメとして確立していて、ウェブメディアがたくさん乱立しています。
日本は歴史を扱うウェブメディアがほとんどないから、まだまだだなあと思うわけです。ブログもいいけど、こういうちゃんとしたメディアでやれたらいいな、と思いながらやっています。
誰か一緒にやりましょう。