JR東日本と仙台市交通局、宮城交通の3社局は2月13日、ICカードの相互利用サービスを実施することで合意したと発表した。2016年春からサービスを開始する。
仙台都市圏では、2003年10月にJR線が利用できるICカード「Suica(スイカ)」が導入されているが、地下鉄やバスを運営している仙台市交通局と宮城交通も、ICカード「イクスカ」の導入に向け準備を進めている。まず12月から地下鉄南北線にイクスカが導入され、2015年の地下鉄東西線開業時には東西線のほか市営バスや宮城交通バスでも利用できるようになる予定だ。
今回の合意により、SuicaやSuicaとの相互利用サービスに対応している交通系ICカードでイクスカ対応の地下鉄やバスを利用できるようになる。同様にイクスカでもSuica仙台エリアのJR線を利用できるが、Suica仙台エリア以外の交通系ICカード対応エリアでは利用できない。また、イクスカではSuica加盟店舗で電子マネーを利用することはできない。