箱根駅伝優勝の青学大チームが相模原をパレード
【神奈川】第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で2年連続8度目の総合優勝を果たした青山学院大陸上競技部の選手らが26日、練習拠点の相模原キャンパスがある相模原市中央区でパレードした。沿道に集まった多くの市民から祝福の声が掛かった。
青山学院大は今大会、10時間41分19秒という大会新記録を打ち立てた。3区では3位だったが、4区から順位を上げ、上り勾配区間の5区で若林宏樹選手(4年)が区間新でトップに立ち、まず往路を制した。1位スタートの下り6区でも野村昭夢選手(同)が区間新でさらに引き離して強さを見せつけた。
集まった市民に、原晋監督は今年の作戦に触れながら「『会いたいね大作戦』の結果、優勝し、こうして皆さんと会うことができました。作戦は大成功に終わりました」と報告。「来年は3冠と3連覇で、また会いましょう」と誓った。田中悠登主将(4年)は「淵野辺の町に支えられて日々練習しています。町の人たちの支えがあって成長することができました。これからも青山学院を応援してください」と謝辞を述べた。
選手らはオープントップバスに乗り込み、応援団や吹奏楽、チアリーディングに先導され、商店街をゆっくりと進んだ。沿道からは「ありがとう」「おめでとう」といった感謝、祝福の言葉や、原監督、選手の名を呼ぶ声が飛び交った。