今回のWWDCで注目を集めたiOS7とMavericksですが、iCloudの改良点も素晴らしいですよ。iCloudの支えあっての、使い勝手の良さですからね。
iCloud Keychainと新しいカレンダー、地図、OS X用の通知センター、写真共有。そして大注目! ブラウザベースの本格的なアプリ、iCloud版のiWork。それぞれ詳しく見ていきましょう。iCloud KeychainはSafariで入力するパスワードを記憶・管理することができます。クレジットカードの番号も暗号化されて記憶できます。でもセキュリティコード(カードの裏面に書かれている3桁の数字)だけは手入力が必要です。これは異なるデバイス間で共通となっています。ちょっとGoogle Chromeっぽい感じ。デスクトップ上に現れる通知センターはiOSの通知センターを向上させるものでもあります。FaceTimeやメッセージなどの通知に対して、eメールに返信するように返信することができます。
革デザインでなくなった新しいカレンダーアプリは、Mavericks用にも用意されています。予定がある場所の天気と位置情報を、簡単に表示させる事ができます。
次は地図。アップルの地図はグーグルマップ程は普及していないのが現状です。今回の地図で挽回できるでしょうか。ルート検索して、地図画面からワンクリックでルートをiPhoneに送信する事ができます。またディベロッパー用のソフトウェア開発キットを前もって公表して地図アプリの機能向上を図ります。
iCoud用のiWorkはMacでもWindowsでも使うことができます。みなさんの中にはちょっと前にもブラウザ版のiWorkがあった事を覚えている方もいるかもしれません。それが戻ってきました。オフィスファイルをドラッグ&ドロップするだけでブラウザで直接編集することができるようになります。これはブラウザ用の劣化版ではなく、ちゃんとフル機能使うことができるアプリです。ディベロッパー用のベータ版は今日公表されます。一般用にも今年中には発表される予定です。そして去年から噂があった動画共有。iCloudの写真共有サービスを使って、直接動画の共有をできる事になります。また自分のフォトストリームに友達や家族がコメントすることもできます。
やっぱりブラウザ版iWorkが気になります。
Peter Ha(原文/mio)
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