「てか、オマエ、ついてくるなよ」と言わなくともついてきます。Bluetoothでだけど。
これまでも電動やロボット式のキャディはありました。しかし、STEWART GOLF X9はBluetoothでペアリングしたハンドセットの“FOLLOW”ボタンを押し、あとはポケットに挿しておくだけでどこまでも忠犬ハチ公のようについてくるところが画期的。あまりイノヴェーションとは縁がなさそうなゴルフの現場でも、“ゴルフ2.0” の波はおし寄せているのかもしれません。
口うるさいキャディさんや、重いバックを肩に担ぐストレスから解放されて、ベストショットを放つことに集中できます。Wi-Fi環境のない野外でも問題なし。各種クラブを担いで、一定の距離を保ちながら追従します。主人が目についたゴミを拾おうと立ち止まれば、X9もぴたっと停止。その姿はどこかコミカルですらあります。
問題は、3,250ドル(約33万3000円)というお値段。こればかりは、キャディさんを雇ったほうが安あがりかも。現在プレオーダー中で、6月に発売予定です。
source: STEWARTGOLF via DamnGeeky
(尾田和実)