TVのHDMIポートって余ってませんか?
余ったHDMIポートにChromecastやFire TVスティックを刺すのもいいですが、テレビをWindows 8.1のPCにするインテルのスティックという選択肢はいかがでしょう。
この「Intel Compute Stick」というHDMI接続のスティック型デバイスなら、完全なデスクトップコンピュータの体験をテレビで享受することができます。システム仕様は1.33GHzの4コアAtomプロッセッサと2GBのRAM、32GBのSSDという、そこまでパワフルなものではありませんが...。
ですが、Wi-FiやBluetoothのワイヤレス接続に対応し、USBとmicroSDポートを完備しています。ですのでオンラインゲームやメインの作業マシンとしないのであれば、この小さなコンピュータでたくさんのことが出来るようになるのではないでしょうか。
もちろん家で使うだけでは無く、中小企業や学校などで、従業員に破格でコンピュータを提供したい場合等にも活躍の場がありそうです。必要なものはこのスティックとHDMI端子のあるモニター、あと何個か周辺機器を揃えれば仕事ができてしまいます。ネットトップの最小モデルはモニターの後ろに引っ掛けるタイプでしたが、それがスティック型で新たに登場したと言えるでしょう。
ウォール・ストリート・ジャーナルによれば3月末までには発売開始されるとのことで、Linux搭載のモデルも90ドル(約10,800円)で同時発売の予定です。
Sean Hollister - Gizmodo US[原文]
(小山和之)