Windows情報サイト「Windows Secrets」は9月27日付の記事で、Microsoftが7月と8月にWindows Updateの新しい実行ファイルを「密かにインストール」したせいで、Windows XPの修復機能に問題が発生していると伝えた。
これが原因で、ユーザーが正規のWindows XP CD-ROMを使ってXPのシステムファイルを再インストールすると、Windows Updateがうまく機能しなくなり、Microsoftの最新パッチ80本がインストールできなくなると同サイトは伝えている。
同サイトはこれに先立ち13日付の記事で、Microsoftがユーザーの知らないうちにWindows Updateのファイルを更新していると批判していた。
この問題についてSANS Internet Storm Centerは、Microsoft関係者の話として「Windows XPのシステムファイルをCDから再インストールした後に、Windows Updateクライアントの最新バージョンを使うと、Windows Updateからの一部アップデートがダウンロードできなくなる」という報告が寄せられていることは、Microsoftも認識していると伝えた。
同社はこの問題の原因を調べるとともに、対処方法について検討中だという。
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