米Googleは12月6日、「Gingerbread」のコードネームで呼ばれていたAndroid 2.3を発表した。モバイル決済などの新機能が加わっている。
この最新版は、近距離無線技術NFC(Near Field Communications)をサポートし、携帯端末をかざしてお金を払うおサイフ機能が可能になる。Googleの動画フォーマットVP8、WebM、またAACなどマルチメディアフォーマットのサポートを拡大したほか、前面カメラや通話プロトコルのSIP(Session Initiation Protocol)のサポートも加えた。また全体的な反応速度が向上し、ジャイロスコープなど新たな種類のセンサーもサポートするなど、ゲーム向けの機能強化も施されている。
GoogleはAndroid 2.3のSDKを開発者向けに提供しており、同バージョンを搭載した初の端末「Nexus S」が年内に登場の予定だ。
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