米Yahoo!は6月12日(現地時間)、1年以上アクセスのないアカウントを7月15日に削除すると発表した。アクティブなユーザーに、現在より適したユーザー名を提供するのが目的という。
サービス開始当初、単純な名前だけで取得できたアカウント(例:makoto@yahoo.com)で、その後放置されているものは多そうだ。こうしたアカウントを一旦開放することで、現在やむを得ず名前と数字を組み合わせたようなユーザー名のアカウント(例:makoto338910@yahoo.com)を使っているユーザーに、ユーザー名をリセットする機会を与える。
新しいユーザー名を希望するユーザーは、7月中旬に希望ユーザー名(複数も可)を申請する(申請方法はまだ発表されていない)。8月中旬に、希望したユーザー名が取れるかどうかの通知が来る。候補は何件でも申請できるが、最終的に選べる変更先の名前は1つだけだ。
1年以上使っていない「yahoo.com」アカウントがあり、かつ削除されたくないユーザーは、7月15日までに1度でもログインすれば削除されない。
Yahoo!は、昨年7月にCEOに就任したマリッサ・メイヤー氏の下、ポータルサイトやFlickrのリニューアル、メールサービスの高速化、Dropboxとの提携によるメールへのクラウドファイルの添付機能の追加など、サービス向上に取り組んでいる。
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