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快眠は生活にとって必要不可欠。心地よいベッドで一日の疲れを癒したいものです。

では、よいマットレスとは何でしょう? 

寝具屋さんに行くと、マットレスの種類の多さに面食らうことがありますよね。「ウルトラプレミアム」やら、「超コイル密度」やら、「シルク素材のコーティング」やら...。なんとなくよさげですが、何がどういいのかわかりづらく、費用対効果の判断も意外に難しいものです。

そこで、ライターのSeth Stevensonさん。オンラインマガジン「Slate」の記事で、マットレスの購入で「ボラれない」ためのコツを披露しています。

まずは、マットレス業界の真相。この業界は、ビッグSと呼ばれる「シモンズ(Simmons)」、「サータ(Serta)」、「シーリー(Sealy)」の大手3社による寡占状態で、ほとんどのマットレスの製造元は、これら3社のいずれかなんだそうです。しかし実際は同じ製品であっても、それぞれの小売店でブランド名・商品名を変えて販売していることが多いんだとか。

また、業界慣習上、マットレスメーカーにおけるコイルの数え方は意外に大雑把。コイルは必ずしもすべて均等な大きさではないし、硬さ、強さも違うそうです。だから、ブランド名はあてにならない。コイルの数など、機能や素材における定量的な比較も、あまり意味がないんだそうですよ。

だとしたら、何を頼りにマットレスを選べばいいのでしょう?

Stevensonさんの答えは「自分の感覚」。実際にマットレスに横たわってみて心地よさを自分で判断するのです。また、マットレス購入時には返品条件をきちんと確認しましょう。気に入らなければ、返品期間内に交換すればよいのです。

たかがマットレス、されどマットレス。必要以上に高い出費にならないようにしましょうね。

Going to the Mattresses [Slate]

Jason Fitzpatrick(原文/松岡由希子)

 

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