Googleは、新しいAI関連機能のラインナップに加えて、「Google検索」に新しくAI搭載バージョンを統合しようとしています。
「The Information」のレポートによると、Googleは検索中にチャットボットのようなインターフェイスとやりとりできるモードのようです。
当然ながら、この機能は検索結果ページで表示されます。
「AIモード」とは?
「AIモード」は、Google検索の既存のタブ「すべて」「画像」「ニュース」「ショッピング」などのタブの横に、独自のタブとして配置されます。
「AIモード」のタブでは、「すべて」のタブ内と同じように関連リンクが表示されますが、Geminiアプリ同様、会話形式の回答や、フォローアップの質問のための検索バーも表示されると言われています。
GeminiとGoogle検索「AIモード」の違い
「その機能ならもうGeminiに搭載されてるのでは?」と、私のように疑問に思う人もいるかもしれません。
現時点では、デスクトップやモバイルのGeminiアプリを開いて、質問をすることができます。
この記事の執筆時点では、Googleの「AI Studio」によると、一般公開されているモデル「Gemini 1.5 Flash」は2024年8月までの知識だそうです。しかし、Geminiは2024年11月と12月の出来事に関する質問にも、関連する情報ソースのリンクを引用しながら回答できていました。
したがって、Geminiアプリは、Google検索のAI統合サービスと同様の機能を持っているようです。
Geminiの画面
Geminiの画面
おそらく、違いはアクセスの仕方だけでしょう。
AIのチャットボットと会話しながら、「ショッピング」や「フライト」など他のタブに素早く切り替えられるのは魅力的です。
Googleは、すでに名を知られている検索エンジンの中にAIを組み込むことで、より多くの人に利用してもらえると見込んでいるのでしょう。
Source: The Information
Original Article: You'll Soon See "AI Mode" Directly in Google Search by MakeUseOf