こんばんは傍島です。
12月に入り、今年も残りがわずかとなりました。ライフハッカー読者の皆さん、今年のトピックはなんでしょうか? 私の場合は、クルマを買い買い換えて、6年ぶりにオープンカーオーナーになりました。オープンカーは、乗る度に非日常を与えてくれるので、良い気分転換になっています。クルマ好きの私にとっては、今年最高のライフハックとなりました。
さて、年末の定番といえば大掃除です。年一度のことなので、様々なグッズやテクニックを駆使したやりきり方も多いでしょう。そして、ライフハッカーの読者であれば、もうひとつの大掃除があるはず。何かといえば、パソコンの大掃除です。掃除をしなくても害はありませんが、きれいになるのは気持ちの良いものですし、結果、動作速度が向上するなどの二次的なメリットもあります。
そこで今回は、私が所有する「MacBook Pro」を例に、PCの大掃除の方法と掃除後のきれいな状態の維持方法をご紹介します。
続きは以下で。
■ハードウェア編
まずは、ハードウェアのお手入れから。
アップル自身が「アップル製品のお手入れ方法」というページを公開しているので、このページに従ってお手入れを進めます。
私の愛機はMacBook Pro 15"なので、少し湿らせた、柔らかくけば立たない布で外装を丁寧に拭き上げていきます。この時のポイントは、明るい場所で作業をすること。暗い場所だと汚れを見落としてしまい、汚れが残ってまだらになってしまいます。
パームレストやキーボードも同じ要領で丁寧に拭き上げてきれいにします。こだわるのであれば、拭き掃除の前に空気で埃を吹き飛ばすエアダスターを使って、すきまの細かな埃を吹き飛ばしましょう。エアダスターは500円前後で購入できるので、この機会に購入しておくのも良いかもしれません。
綺麗に掃除ができたら、維持するために保護をします。私は、パームレストとキーボードに、moshiの「palmGuard」と「clearguard」を付けて保護しています。clearguardは、キーボードにシリコンカバーを被せるので、キータッチが少し固めになります。MacBook Proの軽すぎるキータッチに不満を持っている方も、試してみる価値ありです。
外装の保護は、持ち歩きの際にスリーブケースに入れます。私は、Cote&Cielの「Laptop Diver Sleeve long opening」を使っています。このケースはジッパーなどの金具を使っていないので、外装に傷を付ける心配がないのと、ボディに密着して装着できるので、かさばらないのがポイントです。
■ソフトウェア編ハードウェアが終わったら、次はソフトウェアです。
まずは、定番アプリの『OnyX』を使います。これの「Cleaning」でUser CacheやLogを削除し、HDDの空き容量を確保しましょう。また、起動時にHDDのS.M.A.R.T.の状態が確認できるので、この機会にチェックしておきます。「Drive Alert」を使えば、S.M.A.R.T.の状態を監視できるので、気になる方はインストールしてください。
この機会に、HDDの肥やしになっているアプリも削除します。アプリの削除には『AppCleaner』を使います。これでアプリを削除すると、関連ファイルも一緒に削除してくれるので、HDDにゴミファイルが残らず、すっきり消すことが可能です。また、AppCleanerの「環境設定」で「SmartDelete」を「入」しておくと、アプリをゴミ箱へ入れた時にも同じ動作を行なってくれるので、掃除後を維持するために設定しておきます。
これですっきりしたワケですが、もうひと押しするために、アンチウィルスソフトをインストールして、未然の攻撃に備えましょう。私は『VirusBarrier Express』を使用しています。このアプリはスケジュールスキャンができるので、最低でも週に一度は実行するようにしています。
いかがだったでしょうか?
今回はMacBook Proを例にしましたが、Windowsパソコンでも応用できる内容だと思うので、大掃除の際には参考にしてみてください。
(傍島康雄)