メールの件名の頭に、メールの内容を示唆する接頭語のような言葉を付けておくと、メールを受け取った相手に内容が伝わりやすく、効率がよくなると「Asian Efficiency」に載っていました。
英語の省略語で意味が分かっていなかった、というものもあるかもしれませんので、併せてチェックしてみてください。
【情報】/【FYI】
返信が必要ないメールで、通常ちょっとした情報提供などに使われます。「FYI」は「For Your Information」の略。
例)【情報】キッチンに無料ドーナツあります
【至急】
本当に緊急を要する内容の時に使います。そんなに急ぎではない場合は使わないようにします。本当に本当に至急という場合は、メールと一緒に電話やチャットでもフォローするのがベストです。
例)【至急】四半期チーム報告書の最終通知
【以上】
これはメールの内容が件名にすべて入っている時に使います。これは件名の最後に付けます。
例)本日エレベーターは故障中です。階段を使ってください。【以上】
【返信不要】
送信相手に返信が必要ないということを知らせます。メッセージ本文に書くことが多いですが、件名に入っていると分かりやすいです。
例)【返信不要】戻り次第ジェニファーに電話をしてください。
【お知らせ】
【情報】と【返信不要】を組み合わせたものです。ただお知らせだけがしたくて、返信もリアクションも必要ない時に使います。
例)【お知らせ】田中さんは10時ではなく11時に到着予定になりました。
メールの件名にこのようなちょっとした一工夫をするだけで、コミュニケーションが迅速かつ効率的に進むようになります。今度から、メールの送信ボタンを押す前に、このような接頭語を付けた方がいいか少し考えて、必要であれば使ってみてはいかがでしょうか。
5 Prefixes You Should Be Using in Your Email Subject Lines | 99U
Sean Blanda(原文/訳:的野裕子)
photo by Thinkstock/Getty Images