マイロハスより転載:人づきあいをしていると、たまに疲れてしまうことがあります。ふと「しんどいなぁ」と思ったとき役立つ、ひとこと処方箋を心理カウンセラーの心屋仁之助さんが教えてくれました。

意外と嫌われてないかも

「人と深くかかわるのが『しんどい』」ときは...「嫌われていないかも」

(『一緒にいて楽しい人・疲れる人』P31より引用)

人と深くかかわるのがしんどいときは疑心暗鬼になっているのかもしれません。「嫌われたかも」「避けられたかも」そんな気持ちになったときはこのひとことで、人への見かたを変えてみるというテもありそうです。

あの人は、あれでいい

「人を許せなくて『しんどい』」ときは...「あの人はあれでいいんだ」

(『一緒にいて楽しい人・疲れる人』P32より引用)

だれかを許せない気持ちは、きっとその人への期待の裏返し。「なんであの人は~」なんてイライラしたときは、「普通」とか「常識」をいちど忘れてこの言葉をつぶやいてみると、案外肩の力も抜けるかもしれません。

だれも期待してない

「相手の反応を気にして『しんどい』」ときは...「誰も期待していない」

(『一緒にいて楽しい人・疲れる人』P32より引用)

指摘されたり注意されるだけで「責められている」と悲観的になったり、逆に褒められると舞い上がってしまったり。そんな感情の起伏に疲れたときは、「自分が思うほど人は自分のことを気にしてない」という見方をするだけで気もラクになります。

つい相手に理想を押し付けてしまったり、常識という言葉で決めごとをつくってしまったり、必要以上に他人の目を気にしてしまったり。だれもが無意識にしてしまうことです。そんな状態になったときは、これら3つの言葉をつぶやくだけでも気持ちが軽くなりそうです。

(知恵子)

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