タイピングの正しい指の動かし方を練習できる拡張「Type Fu」

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「PCを使っているうちに、なんとなくタッチタイプができるようになった」という人は、実は非正統的な運指がクセになっていることが多い。正しい指の動かし方を知らないと、タイピングの速度はある一定から向上しなくなる。Chromeの拡張「Type Fu」で、指の動かし方からもう一度、おさらいしてみるといい。

「Type Fu」は、Chromeの画面上でタイピングのトレーニングを行える拡張。タイピング練習ソフトは色々あるが、「Type Fu」は表示される英語を打つときの「正しい指」が表示されるのが特徴。画面を見て指を確認しながら打鍵の練習が行えるようになっている。また、タイピング練習の後で、ミスの発生率の変化やミスタイプの多いキーを調べることも可能。
タイピングがいまいち効率的にならない人は、指の動かし方が間違っていることが多い。この拡張で正しい運指を身につけて、速く正しいタイピングを行えるようになろう。

■ タイピングを運指からパフォーマンスまで再チェック

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Type Fu」をChromeにインストール。

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起動すると、画面に英語の文字列が表示されるので、「Enter」を押してタイピングを開始しよう。なお、日本語入力には対応していないので、IMEを半角英数字にしておくのを忘れないように(筆者は日本語入力のまま「使えない」と騒いでいた)

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英数字の青く表示されているキーをタイプしよう。下のキーボードには押すべきキーと使う指が表示される

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入力に失敗すると赤色で表示されるが、気にせずにタイプを完了させよう。ミスってもあまり気にせず、運指に注意しながらガシガシ進めていきたい

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画面右には入力スピードと正確さ、入力にかかった時間が表示される。「Accuracy」は正確にタイプされた割合。「WPM」はwords per minuteの略で、一分間に入力できる文字数を表す。

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何度か入力を繰り返した後で、画面右上の「Speed」をクリックすると、入力速度(WPM)の変化がグラフ表示される。繰り返し練習してだんだん早くなっていくのが理想的。隣の「Accuracy」ではミスの発生率の変化がグラフになる

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「Most Typed」は多くタイプされたキーの部位。「Most Mistyped」はミスの多かったキーの部位が表示される。ここでミスタイプしやすいキーをチェックしよう

2012年04月16日 19時43分
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