リンクは自由!
言語の多様性と少数言語の権利について
下に挙げたように「世界人権宣言」には「すべて人は、人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治上その他の意見、国民的若しくは社会的出身、財産、門地その他の地位又はこれに類するいかなる事由による差別をも受けることなく、この宣言に掲げるすべての権利と自由とを享有することができる。」と明記されている。にもかかわらず、他の事由によるものに比べて「言語を事由とする差別」については理解が進んでおらず、無視されることが多いように見受けられる。
ある学者の見積もりによれば、世界の6760の言語のうち269語の話し手の数の合計で世界の人口の96%になるとのことである。つまり、残りの大部分の言語はその話し手の数を合計しても世界の人口の一割にも満たない。また別の学者の推定では、世界の約6000の言語のうち、(1)子供が母語として習得しなくなった言語が20~50%、(2)現状のままでは来世紀[21世紀]中に(1)の仲間入りをする可能性のある言語が40~75%、(3)将来にわたって安泰な言語が5~10%となっている。つまり、世界の言語の半数近くが21世紀中に消失するであろうし、悲観的に見ると95%の言語が消失してしまう可能性さえあるということである。
しかし、この状況が人類にとって本当の進歩であるかを問う人もまた多い。各民族が長年の歴史の中で築き上げてきた文化とそれをささえる言語とは、人間がもつ豊かな可能性の現れである。それが消えることは、人間の可能性を狭めることにほかならない。人間の本質を解明するための手掛かりをなくしてしまうことでもある。
「危機に瀕した言語」を話す人々の対応はまちまちである。一方にはもちろんすすんで大言語に乗り換える人々も多くいる。生活での便宜を考えれば現実世界での当然の選択かもしれないとも言える。しかし、その一方で、自分たちの言語を守る(復興する)ために積極的に運動を繰り広げている人もまた少なくない。学校の内外で言語教育を行い、言語使用を実践し、当該言語での創作活動・出版活動を奨励するなど、言語使用を広め、深めようとする言語活性化(再活性化)運動の要素も当然含まれる。言語は民族のアイデンティティの象徴とも言えるものだからである。ここで、自治権の獲得・拡大などを目指す政治的・経済的な運動とからんでくることもあろう。
一方、地球全体としては、グローバル化の一側面として、英語が「地球語」とさえ呼ばれてさまざまな分野で広く使用されるようになっている。このことは、一見して利便性を高め、好都合なことのように思えるかもしれない。一つの言葉で話し合える人の数が増えるのだから。このような現状を受け入れ、それに適応しようとする人は確かに少なくない。
ところで、英語の「地球語化」は、英語が政治的・経済的・軍事的な強大国家と結びついていることと明らかに無縁ではない。これにともない、英語支配がさまざまな格差や蔑視・差別を生んでいることも否定できない。その現状に対して、公正なコミュニケーションという観点から現状を冷静に検討・分析・評価し、是正を試み、あるいは異議を唱えようとする人たちもいる。
地域や環境によって社会的な事情はさまざまであり、現実世界における便宜とのかねあいもあって、言語の多様性や公正なコミュニケーションをいかに確保するかということについて唯一絶対の正解などというものはありえないだろう。状況に合わせたさまざまな解決策が検討され、併用されるのがよいと思われる。その際に「言語を事由とする差別」が現在よりももっと考慮されることを望みたい。
関連の拙文
第二条
1
すべて人は、人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治上その他の意見、
国民的若しくは社会的出身、財産、門地その他の地位又はこれに類する
いかなる事由による差別をも受けることなく、この宣言に掲げるすべての
権利と自由とを享有することができる。
Adopted by General Assembly resolution 47/135 of 18 December 1992
Article 2
1
Persons belonging to national or ethnic, religious and linguistic minorities (hereinafter referred to as persons belonging to minorities) have the right to enjoy their own culture, to profess and practise their own religion, and to use their own language, in private and in public, freely and without interference or any form of discrimination.
第5条 文化的多様性を実現するための環境としての文化的権利
文化的権利は、人権に欠くことのできないものである。文化的権利は、全世界の人々に共有され、個々を分割してとらえることは不可能で、個々の文化的権利は相互に影響・作用しあうものである。創造性という面での多様性を開花させるためには、「世界人権宣言」第27条及び「経済的、社会的及び文化的権利に関する規約」第13条、第15条に定義された文化的権利の完全実施が必要である。従って、人権と基本的人権に基づいて、すべての人が各自で選択する言語、特に母国語によって自己を表現し、自己の作品を創造し・普及させることができ、すべての人がそれぞれの文化的アイデンティティーを十分に尊重した質の高い教育と訓練を受ける権利を持ち、すべての人が各自で選択する文化的生活に参加し、各自の文化的慣習に従って行動することができなくてはならない。
ユネスコ文化的多様性に関する世界宣言実施のための行動計画要旨
5.人類の言語遺産を保護し、可能な限り多くの種類の言語による表現、創造、普及のための支援を行う。
6.母国語を尊重しつつ、教育のあらゆる段階において、可能なかぎり言語の多様性を奨励し、低年齢からの複数の言語学習を促進する。
10.サイバースペースにおける言語の多様性を振興し、グローバル・ネットワークを通じたすべての公有情報への普遍的なアクセスを促進する。
リンク集
- 第4回 先住民言語およびマイノリティ化された言語の再活性化に関する国際会議
- 2025年9月12日-14日に京都大学吉田南キャンパス国際高等教育院棟で開催。
- Ethnologue
- SIL Internationalによる世界各地の言語についてのデータ。
- Language Rights of Linguistic Minorities
- 国連人権高等弁務官事務所の活動。Language Rights of Linguistic Minorities: A Practical Guide for Implementation, 2017(英語版、日本語仮抄訳)など。少数者の権利(国際連合広報センター)も参照。
- Multilingualism and Linguistic diversity
- ユネスコの活動。
- UNESCO Atlas of the World's Languages in Danger
- ユネスコによる危機言語地図。
- UNESCO Atlas of the World's Languages in Danger
- ユネスコ世界危機言語アトラス・リスト。
- International Year of Indigenous Languages
- 2019年はユネスコ/国連が定めた国際先住民言語年でした。
- International Decade of Indigenous Languages 2022-2032s
- 2022-2032年はユネスコ/国連が定めた国際先住民言語の10年。
- LINGUAPAX Project
- 教育における言語の多様性と多言語使用を推進するユネスコのプロジェクト。Linguapax Asiaなども。
- International Mother Language Day
- 毎年2月21日はユネスコが制定した、国際母語の日。国連サイトのページ
- 消滅の危機にある言語・方言
- 文化庁。
- Touch the AINU Culture
- 文化庁による。
- 日本の消滅危機言語・方言の記録とドキュメンテーションの作成
- 国立国語研究所木部暢子氏らによるプロジェクト。
- 危機言語データベース
- 日本の消滅危機言語・方言の音声データを紹介。国立国語研究所による。
- デジタル博物館「ことばと文化」
- 琉球列島、韓国、パプア・ニューギニア。京都大学文学研究科言語学専修と京都大学コンテンツ作成室の共同研究による。
- 日本言語学会危機言語小委員会
- 2010年3月まで。その後は「危機言語関係プロジェクト」
- 多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築、Linguistic Dynamics Science 3 (LingDy3)
- 東京外国語大学の基幹研究。
- アジア・アフリカの多言語状況データベース
- 科学研究費・基盤研究「アジア・アフリカにおける多言語状況と生活文化の動態」の成果
- 日本言語政策学会
- 社会言語科学会
- 日本北方言語学会
- 言語管理研究会
- 多言語化現象研究会
- 多言語社会研究会
- (一社)日本外国語教育推進機構 (JACTFL)
- 母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会
- 言語復興の港
- 地球ことば村
- NPO法人「地球ことば村・世界言語博物館」。市民と言語学者や人類学者など。
- 世界にたった一つ、少数言語の単語帳 『なくなりそうな 世界のことば』西淑さんインタビュー
- 吉岡乾『なくなりそうな世界のことば』のイラスト担当者が語る。
- ウポポイ(民族共生象徴空間)
- 国立アイヌ民族博物館ほか。
- アイヌ民族文化財団
- アイヌ語ポータルサイトなど。
- 新しい異言語間コミュニケーション・パラダイムの構築 「節英」論の国際比較研究
- 上智大学木村護郎クリストフさんらによる科研費研究(2022.4 - 2025.3)。
- 【研究室】「研究室」に行ってみた。木部暢子
- 「Webナショジオ」の連載記事。
- 下地理則の研究室
- 九州大学下地理則さん。『春秋』の連載記事に加筆した「言語が減ることって問題ですか?への私の答え」も。
- 方言ってなんだろう?
- 奄美文化財団による。
- 電子ミュージアム奄美
- 奄美遺産活用実行委員会による。
- YouTube: 危機言語
- Council of Europe Language Policy Portal
- 欧州評議会の言語政策。
- European Day of Languages
- 9月26日は欧州評議会が制定した、ヨーロッパの諸言語の日。
- About multilingualism policy
- EU(ヨーロッパ連合)の多言語主義について。
- Mercator European Research Centre on Multilingualism and Language Learning
- European Language Equality Network
- European Charter for Regional or Minority Languages
- 欧州評議会のヨーロッパ地方言語・少数言語憲章。ウィキペディア「地方言語または少数言語のための欧州憲章」
- The Endangered Languages Project
- ハワイ大学とGoogleなどによる。
- woolaroo
- AIによる機械学習と画像認識で、カメラに写っている物体の名称を先住民族言語で表示するツール。Googleによる。
- Terralingua
- 世界の言語と生物の多様性を保護しようとする団体。
- The Rosetta Project
- 諸言語のデジタルアーカイブを作るプロジェクト。スタンフォード大学ほか。
- la collection Pangloss
- 諸言語のデジタルアーカイブを作るプロジェクト。CNRSほか。
- Wikitongues
- 諸言語のデジタルアーカイブを作る有志のプロジェクト。
- Living Tongues Institute for Endangered Languages
- 危機言語のドキュメンテーション。
- Foundation for Endangered Languages (FEL)
- 危機言語のドキュメンテーション。
- Endangered Language Fund
- 危機言語のドキュメンテーションを支援。
- Language Conservancy
- アメリカを中心に危機言語の維持復興を支援。
- Australian Institute of Aboriginal and Torres Strait Islander Studies
- オーストラリア先住民族に関する政府機関。
- European minority languages
- ヨーロッパの50の少数言語の情報。
- Committee on Endangered Languages and Their Preservation (CELP)
- アメリカ言語学会の危機言語に関する委員会。
- website of the movement for Linguistic Human Rights in the World
- 世界エスペラント協会による。
- 国際語エスペラント運動に関するプラハ宣言
- 1996年8月第81回世界エスペラント大会で採択。
- 後藤斉「インターネット言語学情報 第5回 言語の多様性と言語権」
- 『月刊言語』第27巻(1998)5月号, pp.100-101.
- Tapping into non-English-language science for the conservation of global biodiversity
- 非英語で公表された科学的知見を活用することで、生物多様性の保全に関わる知見が劇的に拡大することを明らかにした論文。オーストラリア・クイーンズランド大学天野達也氏らによる。
- The manifold costs of being a non-native English speaker in science
- 非英語母語話者の科学者が蒙っている不利益に関する実証的研究論文。オーストラリア・クイーンズランド大学天野達也氏らによる。
参考図書
日本語で書かれた、市販の書籍
- アーリング, エリザベス・J.・フィリップ・サージェント 松原好次訳 2015 『英語と開発 グローバル化時代の言語政策と教育』 春風社.
- 青木麻衣子 2008 『オーストラリアの言語教育政策 多文化主義における「多様性」と「統一性」の揺らぎと共存』 東信社.
- 青山玲二郎他編 2020 『リンガフランカとしての日本語 多言語・多文化共生のために日本語教育を再考する』 明石書店.
- 淺村卓生 2015 『国家建設と文字の選択 ウズベキスタンの言語政策』 風響社.
- アジェージュ, クロード. 糟谷啓介訳 2004 『絶滅していく言語を救うために』 白水社.
- アジェージュ, クロード. 糟谷啓介・佐野直子訳 2018 『共通語の世界史 ヨーロッパ諸言語をめぐる地政学』 白水社.
- アナトラ・グリジャナティ 2015 『中国の少数民族教育政策とその実態 新疆ウイグル自治区における双語教育』 三元社.
- あべ・やすし 2024 『増補新版 ことばのバリアフリー 情報保障とコミュニケーションの障害学』 生活書院.
- アモン, ウルリッヒ. 檜枝陽一郎・山下仁訳 1992 『言語とその地位 ドイツ語の内と外』 三元社.
- 荒井幸康 2006 『「言語」の統合と分離 1920-1940年代のモンゴル・ブリヤート・カルムイクの言語政策の相関関係を中心に』 三元社.
- 有田佳代子 2024 『移民時代の日本語教育のために』 くろしお出版.
- 李善英 2020 『朝鮮半島における言語政策の展開 1910~1979 消滅言語の危機を乗り越えハングル専用化へ』 創土社.
- 飯田真紀 2024 『広東語の世界香港、華南が育んだグローバル中国語』 中央公論新社.
- 庵功雄編著 2022 『「日本人の日本語」を考える プレイン・ランゲージをめぐって』 丸善出版.
- 池田雅之・矢野安剛編著 2006 『ヨーロッパ世界のことばと文化』 成文堂.
- 池田理知子 2010 『よくわかる異文化コミュニケーション』 ミネルヴァ書房.
- 石部尚登 2011 『ベルギーの言語政策 方言と公用語』 大阪大学出版会.
- 伊藤雄馬 2023 『ムラブリ 文字も暦も持たない狩猟採集民から言語学者が教わったこと』 集英社.
- 井上史雄・田邊和子編著 2022 『社会言語学の枠組み』 くろしお出版.
- 稲垣みどり・細川英雄・金泰明・杉本篤史編著 2022 『共生社会のためのことばの教育 自由・幸福・対話・市民性』 明石書店.
- 岩崎正吾編著 2018 『多文化・多民族共生時代の世界の生涯学習』 学文社.
- 岩田祐子・重光由加・村田泰美 2022 『改訂版 社会言語学 基本からディスコース分析まで』 ひつじ書房.
- 于暁飛 2005 『消滅の危機に瀕した中国少数民族の言語と文化 ホジェン族の「イマカン(英雄叙事詩)」をめぐって』 明石書店.
- ヴァルテール, アンリエット 2006 『西欧言語の歴史』 藤原書店.
- 上野昌之 2014 『アイヌ民族の言語復興と歴史教育の研究 教育から考える先住民族とエンパワーメント』 風間書房.
- ウェルズ恵子 2022 『多文化理解のための 国際英語文化入門』 丸善出版.
- エイブリー, マーク. 木下哲夫訳 2006 『「消えゆくことば」の地を訪ねて』 白水社.
- エヴァンズ, ニコラス 大西正幸他訳 2013 『危機言語 言語の消滅でわれわれは何を失うのか』 京都大学学術出版会.
- エルヌフ, ジュヌヴィエーヴ 内田謙二補訳 2022 『英語への旅 世界を席巻する言語の正体 増補新版』 一葉社.
- 欧州評議会言語政策局 山本冴里訳 2016 『言語の多様性から複言語教育へ ヨーロッパ言語教育政策策定ガイド』 くろしお出版.
- 大石俊一 1997 『英語帝国主義論 英語支配をどうするのか』近代文芸社.
- 大石俊一 2005 『英語帝国主義に抗する理念 「思想」論としての「英語」論』 明石書店.
- 大石晴美編 2023 『World Englishes入門 グローバルな英語世界への招待』 昭和堂.
- 大木充・西山教行編 2011 『マルチ言語宣言 なぜ英語以外の外国語を学ぶのか』 京都大学学術出版会.
- 大角翠 2018 『言語学者のニューカレドニア メラネシア先住民と暮らして』 大修館書店.
- 大角翠編著 2003 『少数言語をめぐる10の旅』 三省堂.
- 太田好信 2008 『亡霊としての歴史 痕跡と驚きから文化人類学を考える』 人文書院.
- 大谷泰照他編著 2010 『EUの言語教育政策 日本の外国語教育への示唆』 くろしお出版.
- 大津浩編 2024 『国際人権法の深化』 (新国際人権法講座 第7巻) 信山社.
- 大場静枝 2023 『抵抗のブルターニュ 言葉と文化を守った人々の闘い』 小鳥遊書房.
- 大原始子 2002 『シンガポールの言葉と社会 多言語社会における言語政策』 三元社.
- 大宮勘一郎・田中愼編 2022 『ノモスとしての言語』 ひつじ書房.
- 大山万容他編著 2022 『多言語化する学校と複言語教育 移民の子どものための教育支援を考える』 明石書店.
- 大類善啓 2021 『エスペラント 分断された世界を繋ぐHomaranismo』 批評社.
- 岡秀夫 2018 『英語を学ぶ楽しみ 国際コミュニケーションのために』 くろしお出版.
- 岡戸浩子 2002 『「グローカル化」時代の言語教育政策 「多様化」の試みとこれからの日本』 くろしお出版.
- 岡本雅享 2008 『中国の少数民族教育と言語政策 増補改訂版』 社会評論社.
- 小川敦 2015 『多言語社会ルクセンブルクの国民意識と言語』 大阪大学出版会.
- 沖縄大学地域研究所編 2013 『琉球諸語の復興』 芙蓉書房出版.
- 奥村みさ・郭俊海・江田優子ぺギー 2006 『多民族社会の言語政治学 英語をモノにしたシンガポール人のゆらぐアイデンティティ』 ひつじ書房.
- 小倉孝保 2023 『中世ラテン語の辞書を編む 100年かけてやる仕事』 KADOKAWA. (『100年かけてやる仕事 中世ラテン語の辞書を編む』(プレジデント社, 2019)を改題、加筆)
- 小野原信善, 大原始子 2004 『ことばとアイデンティティ』 三元社.
- 柿原武史・上村圭介・長谷川由起子編 2020 『今そこにある多言語なニッポン』 くろしお出版.
- 柿原武史他 2021 『対抗する言語 日常生活に潜む言語の危うさを暴く』 三元社.
- 梶茂樹・砂野幸稔 2009 『アフリカのことばと社会 多言語状況を生きるということ』 三元社.
- カステジャノス, マリア・佐野直子・敦賀公子 2012 『たちあがる言語・ナワト語 エルサルバドルにおける言語復興運動』 グローバル社会を歩く研究会発行, 新泉社発売.
- 桂木隆夫編著 2003 『ことばと共生』 三元社.
- 桂木隆夫・ジョン・C. マーハ 2016 『言語復興の未来と価値 理論的考察と事例研究』 三元社.
- かどや・ひでのり/ましこ・ひでのり編著 2017 『行動する社会言語学 ことば/権力/差別Ⅱ』 三元社.
- 金澤貴之・二神麗子 2024 『手話の法制化と聾者の言語権 そのポリティクスと課題解決への視座』 生活書院.
- 金子亨 1999 『先住民族言語のために』 草風館.
- カミンズ, ジム マルセル・ダネシ 中島和子他訳 2020 『カナダの継承語教育 多文化・多言語主義をめざして』 新装版 明石書店.
- カミンズ, ジム 中島和子訳 2021 『言語マイノリティを支える教育』 新装版 明石書店.
- カルヴェ, ルイ=ジャン 林正寛訳 1996 『超民族語』 白水社.
- カルヴェ, ルイ=ジャン 西山教行訳 2000 『言語政策とは何か』 白水社.
- カルヴェ, ルイ=ジャン 砂野幸稔訳 2006 『言語学と植民地主義』 三元社.
- カルヴェ, ルイ=ジャン 砂野幸稔他訳 2010 『言語戦争と言語政策』 三元社.
- 菅野敦志 2012 『台湾の言語と文字 「国語」・「方言」・「文字改革」』 勁草書房.
- 河原俊昭編 2002 『世界の言語政策』 くろしお出版.
- 河原俊昭編著 2004 『自治体の言語サービス 多言語社会への扉をひらく』 春風社.
- 河原俊昭・野山広編著 2007 『外国人住民への言語サービス 地域社会・自治体は多言語社会をどう迎えるか』 明石書店.
- 河原俊昭・山本忠行編 2004 『多言語社会がやってきた 世界の言語政策Q&A』 くろしお出版.
- 木戸紗織 2016 『多言語国家ルクセンブルク 教会にみる三言語の使い分けの実例』 大阪公立大学共同出版会.
- 木村護郎クリストフ 2005 『言語にとって「人為性」とはなにか 言語構築と言語イデオロギー:ケルノウ語・ソルブ語を事例として』 三元社.
- 木村護郎クリストフ 2016 『節英のすすめ 脱英語依存こそ国際化・グローバル化対応のカギ!』 萬書房.
- 木村護郎クリストフ 2021 『異言語間コミュニケーションの方法 媒介言語をめぐる議論と実際』 大修館書店.
- 木村護郎クリストフ・渡辺克義編 2009 『媒介言語論を学ぶ人のために』 世界思想社.
- クァク・ジョンナン 2017 『日本手話とろう教育 日本語能力主義をこえて』 生活書院.
- 久保田竜子 奥田朋世監訳 2015 『グローバル化社会と言語教育 クリティカルな視点から』 くろしお出版.
- 久保田竜子 奥田朋世監訳 2015 『英語教育と文化・人種・ジェンダー』 くろしお出版.
- 久保田竜子 2018 『英語教育幻想』 筑摩書房.
- グラッドル, デイヴィッド. 山岸勝栄訳 1999 『英語の未来』 研究社.
- クリスタル, D. 國弘正雄訳 1999 『地球語としての英語』 みすず書房.
- クリスタル, デイヴィッド. 斎藤兆史他訳 2004 『消滅する言語』 中央公論社 (中公新書1744).
- クリック, ドン 上京恵訳 2020 『最期の言葉の村へ 消滅危機言語タヤップを話す人々との30年』 原書房.
- クルマス, フロリアン. 山下公子訳 1987 『言語と国家』 岩波書店.
- クルマス, フロリアン. 諏訪功他訳 1993 『ことばの経済学』 大修館書店.
- 呉人徳治・呉人惠 2014 『探検言語学 ことばの森に分け入る』 北海道大学出版会.
- 呉人恵 2003 『危機言語を救え! ツンドラで滅びゆく言語と向き合う』 大修館書店.
- 呉人恵 2011 『日本の危機言語 言語・方言の多様性と独自性』 北海道大学出版会.
- 言語権研究会編 1999 『ことばへの権利』 三元社.
- 古閑恭子 2022 『フィールドワークではじめる言語学 なじみのない言語から考える』 ひつじ書房.
- 国立アイヌ民族博物館編 2023 『ウアイヌコㇿ コタン アカㇻ ウポポイのことばと歴史』 国書刊行会.
- 小嶋勇監修 全国ろう児をもつ親の会編 2004 『ろう教育と言語権 ろう児の人権救済申立の全容』 明石書店.
- 後藤斉 2015 『人物でたどるエスペラント文化史』 日本エスペラント協会.
- 小林隆・今村かほる編 2020 『実践方言学講座第3巻 人間を支える方言』 くろしお出版.
- 小林宏美 2008 『多文化社会アメリカの二言語教育と市民意識』 慶應義塾大学出版会.
- 小林素文 1989 『複合民族社会と言語問題』大修館書店.
- 近藤ブラウン妃美・坂本光代・西川朋美編 2019 『親と子をつなぐ継承語教育 日本・外国にルーツを持つ子ども』 くろしお出版.
- 斉藤くるみ 2007 『少数言語としての手話』 東京大学出版会.
- 齋藤孝 2022 『なぜ日本語はなくなってはいけないのか』 草思社.
- 斉藤道雄 2016 『手話を生きる 少数言語が多数派日本語と出会うところで』 みすず書房.
- 境一三他 2022 『外国語教育を変えるために』 三修社.
- 櫻井直子・奥村三菜子 2024 『CEFR-CVとことばの教育』 くろしお出版.
- 佐々木倫子編 2012 『ろう者から見た「多文化共生」 もうひとつの言語的マイノリティ』 ココ出版.
- 貞包和寛 2020 『言語を仕分けるのは誰か ポーランドの言語政策とマイノリティ』 明石書店.
- 佐藤慎司他編著 2023 『ことばの教育と平和 争い・隔たり・不公正を乗り越えるための理論と実践』 明石書店.
- 真田信治・庄司博史編 2005 『事典 日本の多言語社会』 岩波書店.
- 佐野愛子・佐々木倫子・田中瑞穂編 2023 『日本手話で学びたい!』 ひつじ書房.
- 佐野彩 2023 『「フランコプロヴァンス語」は存在するか フランス・イタリア・スイスの国境を越える言語の再活性化と言語意識―フランスの地域を中心に』 三元社.
- ザメンホフ, L.L. 著述 水野義明編訳 1997 『国際共通語の思想 エスペラントの創始者ザメンホフ論説集』新泉社.
- ザメンホフ 川西徹郎編 2009 『新ザメンホフ読本』日本エスペラント協会.
- 猿橋順子 2024 『社会言語学の副読本 異なる言語話者達でつくるコミュニティ』 三元社.
- サンダルソラ, トール 塚本繋蔵・吉田卓訳 2010 『言語帝国主義 英語と世界制覇の夢と現実』 幻冬舎ルネッサンス.
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- 塩川信明 2004 『民族と言語 多民族国家ソ連の興亡I』 岩波書店.
- ジオルダン, アンリ. 原聖訳 1987 『虐げられた言語の復権』批評社.
- 柴田巌・後藤斉編 2013 『日本エスペラント運動人名事典』 ひつじ書房.
- 柴田美紀・仲潔・藤原康弘 2020 『英語教育のための国際英語論 英語の多様性と国際共通語の視点から』 大修館書店.
- 渋谷謙次郎編 2005 『欧州諸国の言語法 欧州統合と多言語主義』 三元社.
- 渋谷謙次郎・小嶋勇編著 2007 『言語権の理論と実践』 三元社.
- 嶋田珠巳 2016 『英語という選択 アイルランドの今』 岩波書店.
- 嶋田珠巳・斎藤兆史・大津由紀雄編 2019 『言語接触 英語化する日本語から考える「言語とはなにか」』 東京大学出版会.
- 嶋津拓 2010 『言語政策として「日本語の普及」はどうあったか 国際文化交流の周縁』 ひつじ書房.
- 清水誠 2024 『ゲルマン諸語のしくみ 』 白水社.
- 下地理則・パトリック ハインリッヒ編 2014 『琉球諸語の保持を目指して 消滅危機言語めぐる議論と取り組み』 ココ出版.
- 庄司博史編 2022 『世界の公用語事典』 丸善出版.
- 庄司博史・P.バックハウス・F.クルマス編著 2009 『日本の言語景観』 三元社.
- 杉野俊子 2012 『英語とつきあうための50の問い 英語を学ぶ・教える前に知っておきたいこと』 明石書店.
- 杉野俊子監修 田中富士美・野沢恵美子編著 2020 『アメリカ人の言語観を知るための10章 先住民・黒人・ヒスパニック・日系の事例から』 大学教育出版.
- 杉野俊子監修 田中富士美・柿原武史・野沢恵美子編 2024 『言語教育のマルチダイナミクス 多様な学びの方向性』 明石書店.
- 杉野俊子・原隆幸編著 2015 『言語と格差 差別・偏見と向き合う世界の言語的マイノリティ』 明石書店.
- 砂野幸稔編 2007 『ポストコロニアル国家と言語 フランス語公用語国セネガルの言語と社会』 三元社.
- 砂野幸稔編 2012 『多言語主義再考 多言語状況の比較研究』 三元社.
- 角知行 2020 『移民大国アメリカの言語サービス 多言語と〈やさしい英語〉をめぐる運動と政策』 明石書店.
- 角悠介 2022 『ロマニ・コード 謎の民族「ロマ」をめぐる冒険』 夜間飛行.
- セバ, マーク 田中孝顕訳 2013 『接触言語 ピジン語とクレオール語』 きこ書房.
- 全国ろう児をもつ親の会編著 2003 『ぼくたちの言葉を奪わないで!
ろう児の人権宣言』 明石書店.
- セントジョン, ロバート 島野信宏訳 2013 『ヘブライ語の父ベン・イェフダー』 ミルトス.
- 全日本ろうあ連盟編 2013 『手話言語白書 多様な言語の共生社会をめざして』 明石書店.
- 大学英語教育学会監修 矢野安剛他編 2011 『英語教育学大系 2 英語教育政策 世界の言語教育政策論をめぐって』 大修館書店.
- 高田博行・渋谷勝己・家入葉子編著 2015 『歴史社会言語学入門 社会から読み解くことばの移り変わり』 大修館書店.
- 高橋秀彰 2010 『ドイツ語圏の言語政策 ヨーロッパの多言語主義と英語普及のはざまで』 関西大学出版部.
- 多言語化現象研究会編 2013 『多言語社会日本 その現状と課題』 三元社.
- 田尻英三・大津由紀雄編 2010 『言語政策を問う!』 ひつじ書房.
- 田中慎也・木村哲也・宮崎里司編 2009 『移民時代の言語教育 : 言語政策のフロンティア(1)』 ココ出版.
- 田中宝紀 2021 『海外ルーツの子ども支援 言葉・文化・制度を超えて共生へ』 青弓社.
- 田中望・春原憲一郎・山田泉編著 2012 『生きる力をつちかう言葉 言語的マイノリティーが<声を持つ>ために』 大修館書店.
- 田村すゞ子 2020 『アイヌ語の世界』〈新装普及版〉 吉川弘文館.
- ダルベラ=ステファナッジ, マリ=ジョゼ 渡邊淳也訳 2020 『コルシカ語』 白水社.
- 趙貴花 2016 『移動する人びとの教育と言語 中国朝鮮族に関するエスノグラフィー』 三元社.
- 陳培豊 2010 『[新装版]「同化」の同床異夢 日本統治下台湾の国語教育史再考』 三元社.
- 津田幸男編著 1990 『英語支配の構造 日本人と異文化コミュニケーション』第三書館.
- 津田幸男編著 1993 『英語支配への異論』第三書館.
- 津田幸男 2005 『言語・情報・文化の英語支配 地球市民社会のコミュニケーションのあり方を模索する』 明石書店.
- 津田幸男 2006 『英語支配とことばの平等 英語が世界標準語でいいのか?』 慶應義塾大学出版会.
- 津田幸男・関根久雄編著 2002 『グローバル・コミュニケーション論 対立から対話へ』 ナカニシヤ出版.
- 津曲敏郎編著 2003 『北のことばフィールド・ノート 18の言語と文化』 北海道大学出版会.
- 津曲敏郎 2022 『北のモノ・コト・ヒト ことばと博物館の出会い』 北海道大学出版会.
- ディクソン, R. M. W. 大角翠訳 2001 『言語の興亡』 岩波書店 (岩波新書 737).
- デイヴィス, ジャネット 小池剛史訳 2018 『ウェールズ語の歴史』 春風社.
- 寺尾智史 2017 『言語多様性の継承は可能か』 彩流社.
- 寺尾智史 2021 『ミランダ語が生まれたとき ポルトガル・スペイン辺境における言語復興史』 三重大学出版会.
- 鳥羽美鈴 2012 『多様性のなかのフランス語 フランコフォニーについて考える』 関西学院大学出版会.
- 富谷玲子・彭国躍・堤正典編 2014 『グローバリズムに伴う社会変容と言語政策』.
- トラスク, H.K. 松原好次訳 2002 『大地にしがみつけ ハワイ先住民女性の訴え』 春風社.
- 鳥飼玖美子 2021 『異文化コミュニケーション学』 岩波書店.
- 鳥飼玖美子他 2017 『英語だけの外国語教育は失敗する 複言語主義のすすめ』 ひつじ書房.
- 鳥飼玖美子他編 2021 『異文化コミュニケーション学への招待【新装版】』 みすず書房.
- トリュショ, クロード 西山教行他訳 2019 『多言語世界ヨーロッパ 歴史・EU・多国籍企業・英語』 大修館書店.
- 永井忠孝 2015 『英語の害毒』 新潮社.
- 中川仁 2009 『戦後台湾の言語政策 北京語同化政策と多言語主義』 東方書店.
- 中川仁 2023 『台湾語研究と「言語の民主化」』 近現代資料刊行会.
- 中嶋茂雄 2008 『少数言語の視点から カタルーニャ語を軸に』 現代書館.
- 中野隆基 2019 『ボリビアの先住民と言語教育 あるベシロ語(チキタノ語)教師との出会い』 風響社.
- 中村敬 1989 『英語はどんな言語か 英語の社会的特性』三省堂.
- 中村敬 2004 『なぜ、「英語」が問題なのか?』 三元社.
- ニコリッチ, ゾラン 藤村奈緒美訳 2022 『あなたの知らない、世界の希少言語 世界6大陸、100言語を全力調査!』 日経ナショナルジオグラフィック社.
- 西江雅之 2012 『新「ことば」の課外授業』 白水社.
- 西江雅之 2020 『ピジン・クレオル諸語の世界 ことばとことばが出合うとき』 白水社.
- 西川長夫他編 1997 『多文化主義・多言語主義の現在 カナダ・オーストラリア・そして日本』 人文書院.
- 西島順子 2024 『トゥッリオ・デ・マウロの民主的言語教育 イタリアにおける複言語主義の萌芽』 くろしお出版.
- 西島佑 2023 『「国家語」という思想 多言語主義か言語法の暴力か』 晃洋書房.
- 西山教行・大木充編 2019 『グローバル化のなかの異文化間教育 異文化間能力の考察と文脈化の試み』 明石書店.
- 西山教行・大木充編 2021 『CEFRの理念と現実 理念編 言語政策からの考察』 くろしお出版.
- 西山教行・大木充編 2021 『CEFRの理念と現実 現実編 教育現場へのインパクト』 くろしお出版.
- 西山教行・大山万容編 2023 『複言語教育の探究と実践』 くろしお出版.
- ネトル, ダニエル & スザンヌ・ロメイン 島村宣男訳 2001 『消えゆく言語たち 失われることば、失われる世界』 新曜社.
- 野村泰幸編 2013 『ヨーロッパ・ことばと文化 新たな視座から考える』 大阪大学出版会.
- 橋内武・堀田秀吾編著 2024 『法と言語 法言語学へのいざない 改訂版』 くろしお出版.
- ハールマン, ハラルト 早稲田みか訳 1985 『言語生態学』大修館書店.
- バーク, ピーター 原聖訳 2009 『近世ヨーロッパの言語と社会 印刷の発明からフランス革命まで』 岩波書店.
- 拝野寿美子 2024 『継承ポルトガル語の世界 地域とつながり異文化間を生きる力を育む』 ナカニシヤ出版.
- ハインリッヒ, パトリック・松尾慎編著 2010 『東アジアにおける言語復興 中国・台湾・沖縄を焦点に』 三元社.
- 長谷川瑞穂 2019 『先住・少数民族の言語保持と教育 カナダ・イヌイットの現実と未来』 明石書店.
- バッジオーニ, ダニエル 今井勉訳 2006 『ヨーロッパの言語と国民』 筑摩書房.
- 服部英二・大谷泰照・三浦伸夫 2009 『国際言語年から考える言語の多様性と対話の文化 公開シンポジウム 2008年報告集』 日本エスペラント協会.
- 波照間永吉・小嶋洋輔・照屋理編 2021 『琉球諸語と文化の未来』 岩波書店.
- 原聖 2010 『言語的多様性という視座』 三元社.
- ハリソン,K.デイヴィッド 川島満重子訳 2013 『亡びゆく言語を話す最後の人々』 原書房.
- 春原憲一郎編 2009 『移動労働者とその家族のための言語政策 ー生活者のための日本語教育』 ひつじ書房.
- 反差別国際運動編 2019 『先住民族の言語の権利 世界と日本』 反差別国際運動.
- 平田雅博・原聖編著 2017 『帝国・国民・言語 辺境という視点から』 三元社.
- 平高史也・木村護郎クリストフ 2017 『多言語主義社会に向けて』 くろしお出版.
- フィリップス, ウージェーヌ 宇京頼三訳 1994 『アルザスの言語戦争』白水社. 新装版, 2010.
- フィリップス, ウージェーヌ 宇京頼三訳 2007 『アイデンティティの危機 アルザスの運命』 三元社.
- フィリプソン, ロバート 平田雅博他訳 2013 『言語帝国主義 英語支配と英語教育』 三元社.
- 福永由佳編 2020 『顕在化する多言語社会日本 多言語状況の的確な把握と理解のために』 三元社.
- 札埜和男 2012 『法廷における方言 「臨床ことば学」の立場から』 和泉書院.
- ベイカー, マーク・C. 郡司隆男訳 2010 『言語のレシピ 多様性にひそむ普遍性をもとめて』 岩波書店.
- 細川英雄・西山教行編 2010 『複言語・複文化主義とは何か ヨーロッパの理念・状況から日本における受容・文脈化へ』 くろしお出版.
- ホッファ, ベイツ・本名信行・竹下裕子編著 2009 『共生社会の異文化間コミュニケーション 新しい理解を求めて』 三修社.
- 本多勝一 2011 『貧困なる精神 24集 「英語」という“差別” 「原発」という“犯罪”』 金曜日.
- 本名信行編 1990 『アジアの英語』くろしお出版.
- 本名信行 2006 『英語はアジアを結ぶ』 玉川大学出版部.
- 本名信行 2022 『多文化共生時代に学ぶ英語』 玉川大学出版部.
- マーハ, ジョン・C.・桂木隆夫 2016 『言語復興の未来と価値 理論的考察と事例研究』 三元社.
- ましこひでのり編著 2006 『ことば/権力/差別 言語権からみた情報弱者の解放』 三元社.
- 増田純男編 1978 『言語戦争』大修館書店.
- 町田健 2001 『言語が生まれるとき・死ぬとき』 大修館書店.
- 町田健 2008 『言語世界地図』 新潮社.
- 松岡榮志・荻野文隆・赤司英一郎 2008 『多言語・多文化社会へのまなざし 新しい共生への視点と教育』 白帝社.
- 松岡洋子・足立祐子編 2018 『アジア・欧州の移民をめぐる言語政策 ことばができればすべては解決するか?』 ココ出版.
- マッカーサー, トム 牧野武彦監訳 2009 『英語系諸言語』 三省堂.
- 松田真希子・中井精一・坂本光代編 2022 『「日系」をめぐることばと文化 移動する人の創造性と多様性』 くろしお出版.
- 松田陽子 2009 『多文化社会オーストラリアの言語教育政策』 ひつじ書房.
- 松原好次編著 2010 『消滅の危機にあるハワイ語の復権をめざして 先住民族による言語と文化の再活性化運動』 明石書店.
- 松原好次 2021 『ことばへの気づき カフカの小篇を読む』 春風社.
- 松原好次・山本忠行編著 2012 『言語と貧困 負の連鎖の中で生きる世界の言語的マイノリティ』 明石書店.
- 松山明子 2015 『国のことばを残せるのか ウエールズ語の復興』 神奈川新聞社.
- 三浦信孝編 1997 『多言語主義とは何か』 藤原書店.
- 三浦信孝・糟谷啓介編 2000 『言語帝国主義とは何か』 藤原書店.
- 水野真木子・内藤稔 2018 『コミュニティ通訳 多文化共生社会のコミュニケーション 【新装版】』 みすず書房.
- 三ツ井崇 2018 『朝鮮植民地支配と言語』 明石書店.
- 宮岡伯人編 1996 『言語人類学を学ぶ人のために』 世界思想社.
- 宮岡伯人編 2006 『第19回「大学と科学」公開シンポジウム講演収録集 今、世界のことばが危ない グローバル化と少数者の言語』 クバプロ.
- 宮岡伯人・崎山理編 2002 『消滅の危機に瀕した世界の言語』 明石書店.
- 三宅和子・新井保裕編 2021 『モビリティとことばをめぐる挑戦 社会言語学の新たな「移動」』 ひつじ書房.
- 宮崎里司・杉野俊子編著 2017 『グローバル化と言語政策 サスティナブルな共生社会・言語教育の構築に向けて』 明石書店.
- 宮代康丈・山本薫編 2023 『言語文化とコミュニケーション』 慶應義塾大学出版会.
- 村岡英裕・上村圭介編 2024 『言語政策研究への案内』 くろしお出版.
- 村上呂里 2008 『日本・ベトナム比較言語教育史 沖縄から多言語社会をのぞむ』 明石書店.
- 村田和代編 2022 『越境者との共存にむけて』 ひつじ書房.
- ムンクバト, ボルジギン 2023 『言語と教育にみるユーラシアの葛藤 少数民族アイデンティティ確立への教育人類学的アプローチ』 明石書店.
- 森壮也・佐々木倫子編 2016 『手話を言語と言うのなら』 ひつじ書房.
- 森住衛他 2016 『外国語教育は英語だけでいいのか グローバル社会は多言語だ!』 くろしお出版.
- 森山幹弘・塩原朝子編著 2009 『多言語社会インドネシア 変わりゆく国語、地方語、外国語の諸相』 めこん.
- 矢頭典枝 2008 『カナダの公用語政策 バイリンガル連邦公務員の言語選択を中心として』 リーベル出版.
- 安田敏朗 1999 『〈国語〉と〈方言〉のあいだ 言語構築の政治学』 人文書院.
- 安田敏朗 2011 『近代日本言語史再考 IV 「多言語社会」という幻想』 三元社.
- 安田敏朗 2018 『近代日本言語史再考 V ことばのとらえ方をめぐって』 三元社.
- 山川和彦編 2020 『観光言語を考える』 くろしお出版.
- 山口仲美 2023 『日本語が消滅する』 幻冬舎.
- 山本冴里編 2022 『複数の言語で生きて死ぬ』 くろしお出版.
- 山本須美子編 2024 『ヨーロッパの中国系新移民第2世代 コミュニティ・社会統合・アイデンティティ』 明石書店.
- 山本忠行・江田優子ペギー編 2016 『英語デトックス 世界は英語だけじゃない』 くろしお出版.
- 山本忠行・河原俊昭編 2007 『世界の言語政策 第2集 多言語社会に備えて』 くろしお出版.
- 山本忠行・河原俊昭編 2010 『世界の言語政策 第3集 多言語社会を生きる』 くろしお出版.
- 山本はるか 2018 『アメリカの言語教育 多文化性の尊重と学力保障の両立を求めて』 京都大学学術出版会.
- 山本真弓編著 2004『言語的近代を超えて 多言語状況を生きるために』 明石書店.
- 吉岡乾 2017 『なくなりそうな世界のことば』 創元社.
- 吉岡乾 2019 『現地嫌いなフィールド言語学者、かく語りき。』 創元社.
- 吉岡乾 2021 『フィールド言語学者、巣ごもる。』 創元社.
- 吉田欣吾 2018 『「言の葉」のフィンランド 言語地域研究序論』 東海大学出版部.
- 吉田真悟 2023 『台湾語と文字の社会言語学 記述的ダイグラフィア研究の試み』 三元社.
- 李林静・山越康裕・児倉徳和編著 2018 『中国北方危機言語のドキュメンテーション』 三元社.
- ロング, ダニエル・斎藤敬太 2022 『言語景観から考える日本の言語環境 方言・多言語・日本語教育』 春風社.
- 和田理寛 2016 『民族共存の制度化へ、少数言語の挑戦 タイとビルマにおける平地民モンの言語教育運動と仏教僧』 風響社.
- 『ヨーロッパの多言語主義はどこまできたか』 (『ことばと社会』別冊1, 2004 三元社).
- 「特集 言語権とは何か」 『月刊言語』 第37巻(2008) No.2(2月号).
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