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2022/03/18

イラスト複写のポジ





1992年秋以降、Painterで描くようになっても、データ入稿が一般化する以前はプリントの反射原稿か、ポジで入稿だった。イラストレーションファイル等の入稿なんかも、本の表紙など撮影してもらってポジを送ってた。

事務所時代〜独立後2年ほどのアナログ時代は、アナログのイラストを複写してポジにしてもらう機会が多く、けっこう大量のポジがある。自分で撮影した35mmのリバーサルフィルムもあるし、ポジ用のスライドアルバムに入りきらない。

まあ、ポジフィルムの出番はもうないだろうし、アナログ時代の複写はほとんどスキャン済み。この際、ルールを決めて処分してしまおう。ルールは、、、、

・アナログ絵を複写したものは残す

・データから出力したり本の複写などは不要

・複数枚あるものは1枚だけ残す

これで8割くらい処分できるはずだったのだが、ポジって緻密でキレイなんだよなあ。ルーペでいろいろ見てたら捨てられなくなったw

とりあえず、ダブってるものや、35mmフィルムストリップから切り出してマウントに入れて不要部分を捨てたりなどして、ずいぶんコンパクトにしたけどね。

見せる機会もないだろうからついでにアップ。このピエロとロゴ、エアブラシで描いたイラストを色調やサイズを変えてカラーコピーして切り貼り。アナログでPhotoshopやってたみたいなw 刷り上がりのポスターやチラシの画像がないので特定できないけど、たぶん1986年頃。

2021/07/28

2Dイラストの話、Adobe Illustrator






今年前半の仕事で、「3Dバージョンと2Dバージョンの両方必要」が2つ続いた。その2つのキャラをプリントして壁に貼って半年も眺めてたんだけど、どう見てもIllustratorで描いた2Dバージョンのほうが強く魅力的に見えるんだよ。困ったことにw

仕事としても、デザイナーさん的には2Dのほうが扱いやすい/発注しやすいってこともあるだろう。3Dキャラは「2Dイラストのキャラをどうしても必要があって立体化する」という場合以外では、用途が限られるってのは以前からわかってたし。

それでも、3Dで作るのは好きだし楽しいし、3Dでやってること自体が目印になると思ってやってきた。しかし、仕事的にもそろそろ2Dに力を入れようかと思って、スケッチのいくつかをIllustratorで仕上げてみた。

「完全ベタ」、「単純な影付き」、「おまけの色ずらし(色ズレって反則技と言いたいほどどんなイラストもちょっとかっこよく見えてしまう)」。影付きは「3D表現への未練」みたいで潔くないとは思うけど、見栄えはする。

上の二つはPhotoshopで線画をほぼ完璧に描いて、Illustratorでベクター化。下のはまともにベジェで描いた。

TDWでいえば数時間〜1日くらいかかる3DCGにくらべたら短時間で出来るとはいえ、こんな単純なものでもひとつ1時間くらいはかかる。「2Dは圧倒的に速くてラク」とはとても言えない。


「ブルドッグの手足の指やギザギザの歯の谷部分などを一本のライン(中心線+太さ)として描くのはむずかしい。」と書いたけど、「線の位置」を設定すると、ギザギザ部分の形状優先で描くこともできるのね。

2020/01/03

以前の年賀ネズミ


2008年、12年前のネズミ。この後2〜3年くらいの間、目は作り込まずテクスチャで描いてた。今見るといろいろ甘々だけど、模様はいいな。


ついでに。24年前のネズミw

そのまた12年前1984年のネズミはデザイン事務所1年目で版下作ってちゃんと印刷したやつ。探せばどこかにあるはず。さらに12年前の1972年は小4か、年賀状作ったか記憶ない。

2017/07/18

「ヘルス・グラフィックマガジン」にイラスト描きました


アイセイ薬局の「ヘルス・グラフィックマガジン Vol.26『体臭』」の中のイラストやりました。体臭をキャラクターとして表現、です。

Vol.26『体臭』2017年7月発行のPDF

で、この季刊のフリーペーパー、バックナンバー含めてPDF版が用意されてるんだけど、ぜひぜひダウンロードしてみて! 表紙も中身もスゴイよ。隅から隅まで今どきこんなゴージャスなグラフィックのマガジン、滅多にないよ!
https://www.aisei.co.jp/magazine/

2012/06/18

雑誌「The New Yorker」で Seth Macfarlane監督をクマに


Los Angels Magazineに続いて、また雑誌イラストの仕事。今出てる「The New Yorker」6月18日号。例のティディベアの映画「TED」Seth Macfarlane監督がクマになってるイラストやりました!

最高に楽しい仕事でありましたが、かつ、超たいへんな仕事でありました。なにしろ全身に毛が生えてる! 今までお試し程度にしか使ってなかったmodoのFur機能の習得からスタートしなくちゃいけないし、Furの表示の重さときたら! ちょっと設定をいじって結果がプレビューに反映されるのに1〜2分待つって感じ。

あと、毛がうまく表現できたとしても、セス・マクファーレン監督の顔が似せられるかどうかが最重要ポイント。実はセス監督の顔写真見たの初めてで、似てるかどうか最初のうちは皆目見当が付かない。まあいろいろ映像や写真で顔や性格などだいたいわかってきたので、まあある程度似てるかなくらいにはイケたと思います。

2012/06/09

電子雑誌と広告

Yoshii LAMagazineBuzz
Los Angeles Magazine、今出てる6月号の19ページにイラスト描きました。電子版がzinioで買えますし、プレビューでも見れます。っていうか、フリー版と購入したiPadの電子版を比較してみましたけど、どちらも全161ページ。フリー版と有料版の違いはないみたい。有料版の利点は自分のデバイスに保存して持ち歩けるってだけ?
しかし、どうなってるんでしょうね? 今売ってる最新号がプレビューで全部読めちゃうって。そっか、収益的には広告を見てもらえばいいんだもんね。プレビューで全ページ見れれば読む人多いだろうから、広告を載せてもらう側にしたら何にも損しないっていうかぜんぜん得するわけで。zinioで購入した外国の他の雑誌を見ても、普通に広告は入ってる。
その意味で、日本の電子雑誌って広告が入ってないのはもったいない。っていうか未だに腰が引けてるのは何だろう? アスキーの電子雑誌も自社広告しか入ってないし・・・あ! 電子雑誌の値段が割高なのは広告を入れてないからじゃないのか? 広告どっさり入れて本体無料にするくらいのことしないと。
従来の紙と同じ料金や契約を使い回そうとすると、広告載せるのめんどくさいからやめてるのかもね。どんどんそのへん整備していかないとせっかくの普及のタイミング逃しそう。紙の雑誌に載せた広告は別料金発生しないで電子雑誌にも載るとか、思い切らないと。
っていうか、広告が入ってない雑誌って魅力半減だよねえ! 古い雑誌ほど内容より広告のほうが魅力的になる。
ところで「Flick!」という雑誌。時々買ってましたが、春に休刊したと思ったら、電子版のみで復活しましたね。350円。前号までが600円。ようやく電子雑誌らしい値段になってきたかも! そういえばFlick!もREAL DESIGNも最近ちょっとわくわくした雑誌、両方ともエイ出版社! REAL DESIGNも電子版で復活するかな?
紙と同じ値段だとどうしても「ぼられてる」感があって、躊躇することが多いです。このくらいだったらまずまず。でも200円くらいを目指してほしい!