2024/07/16 - 2024/07/18
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xindeさん
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尾瀬を群馬側から福島側に通り抜ける1泊2日のグループツアーに参加しました。群馬鳩待峠を出発し、尾瀬ヶ原、尾瀬沼を経て福島県沼山峠まで歩きます。途中“見晴十字路”付近の山小屋に一泊。個人旅行で行くことも考えましたが、特に福島側から帰京する交通手段が難しく、旅行会社さんの手配に頼ることに。
高山植物、特にニッコウキスゲが見ごろですが、家内はかつて同時期に尾瀬を訪れており、今回はパス。私ひとりでの参加となりました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 新幹線 徒歩
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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JR東京駅日本橋口、朝7時すぎ。ここはクラブツーリズムとかトラピックスとかのツアーの集合場所になっており、普段はごった返ししておりますが、この日はなぜかひとがまばら。
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8時3分の上越新幹線に乗って、上毛高原まで行きます。大宮からジョインするひともいました。
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9時20分、上毛高原駅で観光バスに乗り換え。今回のツアー参加者は21名。男性は5名だけ。うち2名は家族連れ、単独で参加の男は私を含め3名。
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バスの車窓からの眺め。雲が低い。この日の尾瀬の天気予報は下り坂、午後から雨の予報。
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尾瀬の入口、鳩待峠にはマイカーや大型車両は入れません。戸倉バス停で小型の路線バスに乗り換えが普通ですが、我々は貸し切りの小型バスに乗り換え。戸倉バス停で現地ガイドさん2名が合流。
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11時20分、鳩待峠の休憩所。この峠がいわゆる分水嶺になっており、写真右手の水は太平洋に、左手の水は日本海に流れる。
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ここで各自用意した昼食を取る。
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私は例によって”ランチパック!”。
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12時、出発。雨に備えて上下雨具を着ている。
尾瀬全体のマップ、これが簡明で見やすいかも。
https://tour.vipliner.biz/hiking/oze/map/
本州最大の湿原です。 -
入口で足裏の泥を落とし、外来種などの種を持ち込まないようにする。
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さっそく黄色い花、ニガナ。
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白い花、モミジカラマツ。
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鳩待峠からしばらく普通の登山道を下りますが、しばらくすると木道に変わります。木道は基本右側通行。このところの雨で木道は濡れており、滑りやすいです。
木道は約4メートルの材木を並べて作る。材木はヘリコプターで運ばれてくる。4メートル1本で数十万円のコストがかかるそうです。豪雪地帯の尾瀬では木道の寿命はせいぜい10年で、その維持・補修の費用を各県、環境省、東京電力が分担している。 -
オオカニコウモリ。葉がコウモリみたい?
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クロヒノキ、別名クロベ。とても高価な樹だとか。
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ミズナラ。
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至仏山が見える。数年前に登ったことがあります。2228メートル。日本百名山。
尾瀬は東西に至仏山、燧ヶ岳というふたつの百名山を擁する。 -
ハリブキ。
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エンレイソウ。
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鳩待峠から山ノ鼻まで3.3キロ。山ノ鼻にはビジターセンター、テント場、トイレがあります。
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葉が所々白くなっている。猫が好きなマタタビ。
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ツタウルシ。毒性が強く、かぶれて炎症を起こすので、決して触らぬように。
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白い、半透明のような花、ギンリョウソウ。別名ユウレイタケ。光合成を行わず、菌類から栄養を取るそうです。
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せせらぎ。尾瀬ヶ原は盆地で周囲の山々から水が流れ込んでくる。
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尾瀬ではしばしば熊(ツキノワグマ)が出没する。この日も目撃情報がありました。但し、ひとを襲ったという事例は近年ほとんどないそうです。
ですが、念のため鐘を鳴らして進む。 -
21名を2班に分けて、我々の班に付いてくれたのがこのひと、ベテランガイドの宮崎さん。
左の草は猛毒のトリカブト。 -
マルバダケブキ。
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カエル岩とか亀岩とか呼ばれているそうです。
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薄紫の花、ケナツノタムラソウ。
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カラマツ。
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ニレ。
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チシマザサ。よく見ると細長い花が付いています。笹の開花は60年に1回で咲いたあとは枯れる。
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クガイソウ。
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マユミ。実がなっていますが、徐々に赤くなるそうです。この木で弓を作ったことが名の由来。
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午後1時115分、山ノ鼻ビジターセンターに到着。ここで小休止。
尾瀬のトイレは有料、100円のチップ制です。2日分のトイレのために100円硬貨を数枚用意する。 -
ビジターセンター内部。熊とフクロウ。
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山ノ鼻まで樹林帯でしたが、ここから湿原になります。
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オオウバユリ。
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オニノヤガラ。
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湿原に続く木道。水の多いところにはミズバショウがありますが、花の時期は終わっております。(花期は雪解け後の5月)
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ミズチドリ。湿原に咲く花です。
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アブラガヤ。ちょっと稲みたいな...
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ノアザミ。
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木道のすきまに咲いたカキツバタ。
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オゼミズギク。タンポポに似ている。
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カラマツソウ。
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振り返るとどっしりとした至仏山。
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紫の花、オゼナス。
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トキソウ。
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ハッチョウトンボ。アップで撮っているのでわかりにくいですが、体長2センチほどで日本一小さいトンボだそうです。
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池塘(ちとう)に咲くヒツジグサ。睡蓮の一種。
ガイドさんによれば尾瀬ヶ原の池塘は1650ほどあるそうです。自然に増えたり、減ったりするので正確な数字はわからない。 -
キンコウカ。
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ナガバナモウセンゴケ。粘液で虫を捕らえる食虫植物だそうです。
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この池(池塘)、”逆さ燧”(さかさひうち)の池。正面の雲に隠れているのが、燧ケ岳。これが池に映って逆さ燧となる。フォトスポットだが...
予報より幾分遅れて、午後2時ころから雨が強く降り出した。 -
午後2時40分、”牛首の分岐”。山ノ鼻から来て、左に曲がると”東電小屋”。我々は”竜宮”へ直進する。
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このあたり、ニッコウキスゲが満開。
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湿原の向うに白樺の林。シラカバは樹齢がせいぜい60年と短いそうで、立ち枯れている木も見られました。
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サワヒヨドリ。
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トモエソウ。
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ドクゼリ。
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午後3時半、雨は小降りに。”竜宮十字路”。山ノ鼻から来て、左に曲がると東電小屋、右に曲がると富士見峠。我々は直進。
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竜宮小屋。ここで小休止。ここから本日の宿、桧枝岐(ひのえまた)小屋まで40分ほど。
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ギョウジャニンニク。
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沼尻川に架かる橋ですが、斜めにかしいでいる。比較的新しい橋ですが、雪の重みでこうなったと。
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一面のキンコウカ。
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池塘に生えるミヤマホタルイ。よく見ると細い茎に小さな白い花が付いている。
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午後4時前、雨が上がって燧ケ岳(ひうちがたけ)がくっきり見える。その麓、正面に見える山小屋のひとつが今晩の宿となる。
燧ケ岳は2356メートル、東北地方の最高峰。 -
午後4時15分、”見晴”(みはらし)にある山小屋のひとつ、桧枝岐小屋(ひのえまたごや)に到着。
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初日はここまで。YAMAPの活動記録。鳩山峠から見晴まで9.3キロ歩歩いて尾瀬ヶ原を横断しました。
以下、続きます。
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