偏食思う | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

息子は不登校になる前から、偏食であった。

けれど、私は無理やり食べさせるよりも、大人になって美味しいと思える日が来るだろうから、

それまでは偏食でもいいと思っていた。

 

不登校になって、偏食は激しくなった。

でも、渦中は、何も食べない日もあったので、好きなものを食べてくれるだけで良しとしていた。

 

そして、食べる時間ぐらい楽しい時間であってほしいと思い、好みのものだけを作った。

だんだん本人の気持ちが落ち着いてくると、野菜も食べないとな~と本人から気にしてきた。

 

そして今、今も偏食に変わりはないが、その場面に応じて、食べないと思うと食べるようで、

また、友達と食事に行くようになって、食べるもののレパートリーも増えたようである。

 

最近は”マジ美味しくて太っちゃうよ”と笑いながら言う言葉が、私に対しての感謝のように感じ、

私の方こそ”ありがとう”と思っている。

 

不登校は学校のことだけでなく、食事、お風呂、生活時間など、いろいろな問題が絡み合っていたなと

思う。

今思うのは、そのいろいろな問題の対応がとても大切だということ。

その時間を積み重ねることによって、幸せな時間に通じると信じている。
 

 

by  金木犀

 

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