中日に逆転負け借金2。。。1点リードして8回の表に島内を出してソロを打たれ、同点で9回の表に栗林を出してソロを打たれるんですから、もう何も言えないです。チームに勝つ力がないとしか思えません。これで9月は5勝20敗で負け越しが15。首位だったチームが勝負どころの9月にこれだけ負けるというのは本当に見たことがないです。歴史的な失速ですね。残りは4試合。3勝1敗で何とか勝率5割ですけど、今の負けグセがついた感じだと3つも勝つのは大変です。この試合を勝っておけば、3位のDeNAは逆転負けしたわけですから、CS進出もまだまだ分からないという形になったのに、何とももったいない1敗になりました。

 

島内と栗林が揃って被弾して負けたわけですが、もう少し敗因を掘り下げると走塁のミス牽制のアウトが響いています。2回の裏は韮澤が3塁を回ったところで止まって挟まれてタッチアウト。3塁コーチの赤松がグルグル回していたのに、韮澤はホームへ向かいかけたところ途中で止まってしまいました。あの走塁は中途半端でしたね。ホームにそのまま行ってもセーフになったかどうかは微妙ですが、途中で止まったら明らかにアウトになります。序盤の勢いが削がれるプレーになってしまいました。そして野間ですね。3回の裏、野間がライト線へ3塁打を打ってノーアウト3塁のチャンス。ですが、1アウト取られた後、野間がキャッチャーからの牽制球に戻り切れずタッチアウト。ランナーがいなくなってしまいまいた。さらに野間は5回の裏もファーストにいる時に再びキャッチャーからの牽制球にタッチアウト。どうしようもないですね。この韮澤と野間のミスは、直接の敗因とまで言えるかどうかですが、敗戦の伏線には十分なったと感じるプレーでした。

 

秋山とか矢野とかは、最後までCSは諦めないと言わんばかりに打って走ってチームを鼓舞していますけど、チーム全体の勢いになるところまでいかないのが残念です。そんな中でも、先発した常廣6回2失点でまた好投を見せてくれました。被安打8で四球2なので、もうちょい失点していてもおかしくないんですけど、そこを2失点でまとめてくる辺りは非凡なものを感じます。今日はフォークの落ちが今一つで組み立てが難しいピッチングになっていましたが、ストレートは力強い球がいっていたので、そこが生命線という感じでした。あとはフォークの代わりにカットボールが効いていたので、それが6回まで持ちこたえた要因の1つだと思います。常廣は結構粘り強く投げることができるんだなというのをこの試合感じたので、来シーズン以降、どんな活躍をしてくれるのかが今から楽しみになってきました。

 

CSに行かないと10月が一気に寂しくなるので、残り4試合、とにかく全部勝てるように頑張ってくれとしか言いようがありません。金曜日の阪神戦で見せた延長でのサヨナラ勝ち。あの粘り強い戦いを忘れずに、最後まで何とか頑張ってほしいです。

 

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