★ご訪問ありがとうございます★
メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始
沢山の「いいね」や「フォロー」ありがとうございます!励みになります!
家族でファミレスにご飯を食べに行った
認知症の母は
メニューを見て食べたいものを選ぶ
ということが難しい
たまたま開いたページの
一番最初に目についたメニューを
「これで良いわ」と選んでしまうので
結局、最後は
私や父が母の好きそうなメニューを選んであげている
そうなると
いつも同じようなメニューになってしまい
母が飽きたり、つまらなかったりしないかなぁと
心配にもなる
注文した料理が運ばれてくると
母は私達とお喋りしたりもせず
真剣に黙々と食べる
母にとって
”食べる”ということも
難しくなってきているのかもしれない
この日も誰よりも早く食べ終わった母は
「トイレに行きたいわ」と言うので
私が付き添った
用を足したあと
母は手を洗った
そこで私は
ハンカチを席に置いてきたことに気づく
ふと隣をみると
風で手を乾かす”ハンドドライヤー”があったので
「お母さん、ハンカチないからこれで乾かそうか」
と言うと
「これなあに?」と使い方がわからないようだった
私は母の腕を持ち
「ここに手をいれるんだよ〜」と
誘導してあげると
ブォーーーーーーーーーーーー!!!!!
勢いよく風が出る
その瞬間
びくぅぅぅ!!!!!!
母が飛び上がった
「あぁ〜びっくりした!」
その姿はまるで子供のようで
母と2人、目を見合わせ笑ってしまった
認知症の母にとっては
ハンドドライヤーでさえ
ちょっとしたアトラクションになる
そんな母と一緒にいると
私さえも、ただのファミレスのトイレが
楽しい場所に思えてくるからおもしろい
その後も
何度もトイレに行きたがったり
ドリンクバーが理解できなかったり
ファミレスで食事をするだけでも
認知症の母と一緒だと
いろんなことがある
こんな日も
いつか良い思い出として
懐かしむ日がくるのだろうか
↓母の徘徊がはじまったときの記事
1.我が家の行方不明事件 ★アメトピ掲載