ダーク・アームド・ドラゴンの圧倒的火力で敵はそのまま骨になる【伝説】 | 疾風のシンクロン3rd

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疾風のシンクロン
皆様はこのパックをご存知でしょうか。

今でも店頭で見かけることがある第5期終盤の「PHANTOM DARKNESS」ですね。

「ダークネス」の名の通り闇属性モンスターやそのサポートカードが豊富に収録されており、その中でも特に環境に影響を与えたのが「ダークモンスター」です。

墓地の闇属性と深いかかわりを持つこれらのカード群は、単体でのパワーも高く、フィニッシャーとしても十分に強力な性能であったため、デュエルを高速化させてしまいました。

今の環境、1キルや高速ビートが蔓延ってますが、4期中盤ぐらいからこのパック発売までは低速環境?でした。

現在の高速化環境の原因を作ったのがこのパックです。


「ダークモンスター」には、余りにも強すぎて制限カードになったものがあります。

言わずとしれた闇属性の切り札「ダーク・アームド・ドラゴン」です。



疾風のシンクロン
召喚条件こそ厳しそうに見えますが、これが実はかなり簡単なのです。

【ダークモンスター】は積極的に墓地の闇属性モンスターを除外していくため、墓地の闇属性を3体にするという調整自体が簡単に行えます。

また、召喚条件もよく考えればコストなどは一切発生せず、ただボチヤミサンタイならいいだけなのです。

これだけでも十分に強いカードですが、問題はその攻撃力・効果です。


このカード、なんと攻撃力が2800もあります。

加えて「墓地の闇属性1体を除外する事でフィールド上のカード1枚を破壊する」という、恐るべき除去能力まで備わっているのです。

召喚した時点で墓地に闇は3体いるので、このカードの特殊召喚に成功した時、相手になんらかの妨害を受けなければ確実に3枚のアドバンテージを得られ、非常に強力です。

また、除外した闇属性モンスターを「異次元からの帰還」や「闇次元の解放」にて帰還させる戦術も単純ながら強力です。


裁きの龍と同じように、召喚する時点ではコストは一切発生しないため、2体目・3体目と次々にダーク・アームド・ドラゴンを場に出す事ができました。(全盛期の話。今は制限なので無理)

1枚でもゲームエンド級のパワーを秘めているのに、2・3枚もポンポン出されると・・考えたくもないです。


登場当初から猛威を振るっていましたが、シンクロ召喚システムが登場してからは更に猛威を振るいはじめました。

【レスキューシンクロ】などの墓地に闇属性を大量に送りやすい(シンクロ召喚で)デッキでは、フィニッシャーとして大活躍。

これらのデッキは【シンクロダムド】と呼ばれ、大会でも勝ちまくって結果を残しています。


2008年9月に【シンクロダムド】及びレスキューキャットを用いたシンクロ召喚デッキの安定性は少し落ちましたが、今度はアンデットを中心とした【シンクロアンデット】が登場。

言うまでもなく闇属性デッキであったので、このカードはフィニッシャーとなりました。

また、同時に乱用されていた「ダーク・ダイブ・ボンバー」とも相性が良く、ダムドの効果でフィールドを一掃し2体でダイレクトアタック、DDBの効果を使用して2体をリリースすれば一瞬でゲームエンド。恐るべし火力です。

単体でのパワーで注目されていましたが、他のカードとの爆発的なシナジーが発揮されはじめたのです。

2009年3月の制限改訂ではとうとう制限カードになってしまいました。

でもそっから生き残ってるから凄いよね。


現在でも【甲虫装機】や【ヴェルズ】などのフィニッシャーとして大暴れしてます。

そのうち禁止にならないか、いつもヒヤヒヤさせてもらってます。

まぁ僕は友達のBFとやってたらこのカードにボコボコにされたので一刻も早く禁止化を望んでいますが。


ダーク・アームド・ドラゴンの紹介だけでは物足りないので、次回はダークモンスターの考察でも行いましょうか。

冒頭でもそんなことをのべていたきがするいやそんなこともないか