真夏の異変です。いつものように軽量版ばかり狙い撃ちにしている極楽はぜが、心機一転、心を入れ替えて重量級に手を出してみました。どうしたのでしょうか、どこか悪いのでしょうか。そんなことはありません。単に暑さのせいで気が変になっただけです。そんなインストール中の出来事を簡単メモにしてみましたので、お盆休みにでもご覧ください。メモ

 

 

distrowatch.com/ の解説にこんな説明がありました。
 
「Ubuntu の特徴は、ソフトウェアは無料で利用できること、ソフトウェアツールは障害の有無にかかわらず、現地の言語で使用できること、ソフトウェアを自由にカスタマイズおよび変更できることです。

「Ubuntu」は古代アフリカの言葉で、「他者への思いやり」を意味します。Ubuntu ディストリビューションは、Ubuntu の精神をソフトウェアの世界にもたらします」。


Ubuntu の精神は素晴らしいですね。




ダウンロードした ISO ファイルは、 すごく便利なインストールツールで、ファイルをコピーするだけで「起動 USB」が作成出来る「Ventoy」を使用しました。
 


今回はこんなオールドマシンにインストールしてみました。随分前の Atom のネットブックです。とても重くて動いているのがやっとです。

 ASUS  Eee PC 1001PXD
・画面サイズ:10.1型(インチ)

・CPU:Atom N455/1.66GHz/1コア 

・メモリ容量:21GB 

・重量:1.1kg
・発売 : 2011年 1月



今回もこんなことをやってみました。

1.  インストール

2.  「ようこそ」画面

3.  アップデート

4.  日本語入力設定
5.  簡単カスタマイズ
6.  メモリテスト

  
進めていきます。

1.  インストール
これから始めますが、インストーラーが今までのものとは大きく違いますので、説明をよく読みながら進めていきます。


a.  インストール開始

最初はライブ版を「試用」しながらネットワーク接続を確認、インストールへ進みます。

 

b.  ようこそ

日本語を選択し、インストールを開始します。



c.  アクセスビリティ

良く判らないのでそのままで次へ進めます。



d.  キーボードレイアウト
キーボードレイアウトはデフォルトのままです。



e.  ネットワーク接続

今回は信頼の有線接続にしています。



f.  インストーラーのアップデート
インストーラーのアップデートを促されましたので、つい、ポチッとしてしまいました。



その結果、インストーラーがアップデートされたとの理由で、インストールが初めからやり直しになってしまいました。ナンテコッタ。そんなものは最初にやれよ。

a.  インストールやり直し
最初は「試用」から始めてネットワーク接続を確認、インストールへ進みます。


 
b.  ようこそ
日本語を選択し、インストールを開始します。



c.  アクセスビリティ
後でもう一度確認することにして、そのままで次へ進めます。



d.  キーボードレイアウト
デフォルトのままです。



e.  ネットワーク接続
今回は有線接続にしています。



f.  インストールの種類

「対話式」か「自動インストール」かの選択です。「対話式」を選んでいます。




g.  アプリケーション

アプリの選択では、「ノーマル」版ではなく、少しでも軽そうな「ミニマル」版にしています。しかし、この選択ではほとんどアプリがインストールされませんので、心配な方は「ノーマル」版にした方が無難です。
 


h.  サードパーティ・アプリ

追加のアプリは後にします。




i.  セットアップ
いつものようにマルチブートのために「手動パーティショニング」を選択しています。


 
j.  パーティショニング
インストール先パーテーションの設定方法を指定します。旧タイプの BIOS です。

・使用法  :  Ext4
・マウントポイント  :  /

 


k.  アカウント設定
ユーザーアカウントの設定です。パスワード等を入力します。ついでに、「ログイン時にパスワードを要求する」のチェックを外しましたが、何故か毎回要求されています。。


 
l.  タイムゾーン
「タイムゾーン」設定です。
 


m.  準備完了
念の為、「これまでの設定事項」を確認しておきます。



n.  インストール中
インストール中です。



o.  完了
インストールが完了しました。試用を続けるか、再起動かの選択です。



 p.  完成
完成しました。



次へ進みます。


2.  「ようこそ」画面
 再起動しますと、直ぐに「ようこそ」画面が割り込んできました。

 



「Ubuntu Pro を使いますか」?

いいえ、使いません。

 

「Ubuntu の改善を支援する」?

はい、します。




「さらにアプリケーションを追加する」?

はい。しかし、肝心のアプリセンターが起動しませんでした。ミニマル版のせいかもしれません。



次へ進んでいきます。

 
3.  アップデート
再起動しますと、直ぐにアップデートが来ました。



アップデートの確認中。


 

インストール中です。

 


次へ進めていきます。

4.  日本語入力設定 

最初にやっておきたい「日本語入力」設定ですが、パッケージマネージャから確認しますと、いつものお馴染み、「ibus-mozc」がデフォルトで入っていました。



そんな訳で、日本語は何もしなくてもスムーズに入力することが出来ました。やったことは「日本語 Mozc」を選択することだけでした。



その結果、ツールバーに地味なアイコン「あ」が出現していました。



ようやく基本事項が終わりましたので、次へ進めていきます。

3.  簡単カスタマイズ

なんとか基本設定が終わりましたので、次は簡単カスタマイズです。そんな時にはメニューにある「設定」を活用するのが手っ取り早いです。

 


 
その中から、簡単ですぐに出来るものだけを選んでみました。
 

a.  電源管理

最初はこれです。電源モード、省電力、全般が設定できます。

 

 

画面のブランク時間を15分へ変更しました。

 

 

b.  外観
ここではスタイル、背景の設定ができます。

 

 

スタイルをデフォルトからダークに変更してみたら、真っ暗になってしまいました。

 

 

c.  Ubuntu Desktop

次は Ubuntu Desktop です。これには、デスクトップアイコン、Dock、Enhanced Tilling があります。

 

 

左側にある Dock をオートハイドにしましたので、画面が広く使えています。

 

 

d.  アプリ

最後はアプリです。ここでは夫々のアプリの動作について詳細な設定ができます。


 
Chromium の設定をしようとしましたが、あまりにも多くありすぎて断念しました。



次へ進めていきますが、最後になりました。

5.  メモリテスト
いつものメモリ比較です。今回の本家版 はやはりメモリ食いでした。ネットブックではまともに動作させることが出来ませんでした。


#free -h
    

やはりと言いますか、当たり前と言いますか、押し入れに積んであるオールド PC の中には、このGnome 版はとてもキツイと感じさせるものがあります。15年も前のネットブックでは太刀打ちが出来ません。快適に使用するには、デュアルコアの win7 時代のものが必要のようです。手持ちのオールド PC にもそれぞれの持ち場があるようでした。


近所のりんごの木は、台風が接近中のためどんよりした天気の中ですが、美味しそうに色づいてきています。

 
ネットニュースでこんなのを見つけました。


「地元の夏祭り「りんご灯まつり」の目玉である「りんご山笠」の運行が、町中心部で行われました。赤いちょうちんが連なる山笠を男衆が肩に担ぎ、豊作を祈りながら練り歩きました」。

若衆が担ぐ赤い提灯が、りんごに見えて美味しそうですね。

 



最近の極楽はぜは、お盆ですので墓参りとお寺へ参拝してきました。今日は台風一過、青空とはいかず今にも降り出しそうな空模様でしたので、墓参りはお供えと線香でそそくさと済ませ、すぐに退散しました。その足で直ぐにお寺へ向かい、こちらは余裕を持って線香を上げることが出来ました。信心深い極楽はぜの話でした。では、また。

もう出ないネットブックではグーの音も