「意外な人」に会ってきました…永島勝司さん | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

「意外な人」に会ってきました…永島勝司さん

三田さんのツイッターで知ったんですよね。5月18日、DDTの店「ドロップキック」で高木三四郎選手と永島勝司さんのトークイベントがある、と。新しいファンには「WJの永島さん」だろうけど、いちばん活躍されたのは新日本の仕掛け人時代。でも、自分にとっては東京スポーツの記者なんですよ。自分が出張に行っていたころ、東スポのバリバリの新日本…っていうか猪木番記者が永島さんだったんです。だから、恐れ多くて、話なんかできない存在でした。


新日本に入ったときはそれなりに接触はありましたけど、こうしてフランクにお酒を飲むのは初めてです。やっぱり、打ち解けるにはお酒がいちばんです。だから、いい機会だなあって。


ウチの松川記者は「内外タイムス」時代、永島さんが上司だった時期があって、その後も交流が続いていたので、よく松川記者に話していたんですよ。「オレも永島さんと会いたいな」って。


で、このイベントを知り、ここに行けばいいじゃんって思って。松川記者に「オレ、これに行ってくるから」と話すと「たぶん、それ、自分も行くと思います。オヤジに誘われるので…」「じゃあ、オレ、黙って行くから、内緒にしといて」。行けば、大社長も喜んでくれるだろうし。客が1人、増えるのだから。


18日はこの日、しめきりの長文の原稿を書いてしまえば、あとはあくので、一生懸命、原稿を書く。三田さんのツイッターで三田さん、「神実況」村田アナウンサーが「参戦」すると出ていたので、ならば、わざと遅れて、行こうと考えました。ただ、店は移転して、初めて行くところ。どういう作りになっているかわからない。


8階に着くと、入り口は細長の店の後ろ。入ると、応対したのは木高イサミ選手。風香さんのイベントのときも厨房にはいたのを私は覚えているが、向こうはまったく気づかない。オレって、ホント、覚えられない風貌なんだな。ま、いいや。「合い席でいいですか」「ハイ、どこでも」。見事に誰にも気づかれず、潜り込むことに成功。探偵の仕事でもしようかな。


でも、あることがきっかけで、気づかれてしまうのだが、そのへんの話はくどくなるから、やめときます。その場に居合わせた人だけが知る、ということで。トークが終わったら、挨拶に行こうと思っていたのですけどね…。


それにしても、これほどの「サプライズ」になるとは、自分でも想像していませんでした。永島さんに「彼は戦友だから」と言ってもらえただけで、来た甲斐がありました。


永島さんは最初は「宍倉さん」だったのが「宍倉クン」になり「宍倉」と、昔のように呼び捨てになっていました(笑)。ま、なんでもいいんです。お酒を飲んで、たくさん話をしました。永島さ~ん、取材拒否をあと1年、早くしてくれれば、私、編集長になれたんです…なんて話もしました。


なんで永島さんに会いたかったかといえば、この本がすごくよかったこと、この本を書いてくれたことへのお礼を言いたかったからなんです。理由? 言わずもがな。皆さん、わかるでしょ。


生きていることが奇跡!!宍倉清則のいまのキモチ