今回、 TBS「爆報!THEフライデー」 の番組に出演依頼がきた際、僕は正直出演すべきか迷いました。 まだ、全部が終わってない事もあり、そして何より、皆さんに心配をこれ以上かけたくないと思いまして。
凄く悩みました。
1年が経過し、お陰様で仕事は出来ています。
そんな中、この番組を見たらどう思ってしまうのか、とても心配でした。
ですが、僕の仕事は、表に立っている仕事です。
そして、
被害者
の経験をし、今まで知らなかった事を沢山知りました。 報道された時もですが、僕の場合は、自分の名前だけが、いつのまにか 大きく広がり 加害者の名前が、出なくなる。
変ですよね。
芸能をしてるとは、いえ、犯罪者側の方の名前が、伏せられていく。
不条理だと感じました。
僕だけではなく、報道など見ていると、被害者関係の人が表に出される光景を、みます。
まだ、現実を理解出来ず混乱の中、泣いている姿など。
そういう光景を目にし、僕は、自分にしか出来ない事を頑張って、少しでもいいから、被害者の役に立てればと思い今に至ります。
最近、テレビで 被害者は泣き寝入り みたいな番組が、やっておりました。
辛くて大変な刑事事件を早く終わらせたい人は沢山いると思います。 ですが、終わらせるには、やむを得ない決断をしなきゃ、心が壊れてしまう場合がある。
僕は、そう感じました。
民事裁判するにしても、相手側が無視をしたり、お金が無い場合、今の法律では、どうする事も出来ないのです。
さっさと縁を切りたい。
それが、普通だと思うのですが
何かしら傷が残されてしまうと、嫌でも心の傷に繋がってしまう。
僕の場合は、だいぶ怪我が治り元気に仕事を、させていただいております。
ただ、神経なども損傷してる事もあり、今でも痛い時などが、あり
あっ、腰痛とかと同じ感じなんだと思っていましたが、
そうではない。
怪我による痛みなのです。
あたりまえじゃないんです。
ですが、起きたことは、しょうがない。
前向きに治していきます。
色々ありすぎて、思考が、麻痺しちゃうのです。
でも、僕は、いま、こうして
生きている
なので、一生懸命働いて、親からもらった顔を早く取り戻す為に、働いて治療を続けていきます。
そして、少しでも被害者側の立場が、加害者よりも、法律が改正されるよう、こういった番組、取材がある際は、引き受けます。
本当は、出来る事なら、こういった話をするのは苦しいですし、思い出したくもないですが
今の僕に出来る正義だと思うので戦い続けます。
1人でも被害者が報われるように。
みなさん、最後まで読んで下さり、
ありがとうございます。
椿隆之
「もし、これが運命というならば戦い続ける!
そして勝ってみせる! 」
剣崎一真