G7首脳会議が開かれている広島に、ウクライナゼレンスキー大統領が昨日到着し、本日の会議に参加している。
武器をもっとくれ、戦車をくれ、今度は戦闘機をくれと言っている。アメリカバイデン大統領はF16戦闘機を提供することを認めている。
ウクライナの希望に沿って武器を出せば戦争は長引き、世界でたった一つの命、しかも戦争で多く犠牲になるのは子供、女性、お年寄りである。
ウクライナに武器を出すことは良しとし、ロシアに武器等協力するのは怪しからんというのはなんとも身勝手な話ではないか。
G7で「一にも二にも停戦だ。お互い銃を置け。我々が仲介に入り両方の話を聞く」という声が出なかったことに失望する。
世界がG7だけで回っている時代は終わった。世界の経済の80%以上が今やG20である。
G20の今年の議長国はインドでモディ首相だ。モディ首相はロシアともアメリカともきちんと等距離外交をし、国連の対ロシア非難決議等、すべて棄権している。このインドの姿勢は日本も参考にして良いのではないか。
日本の置かれている地政学的条件、さらには最大のウィークポイントであるエネルギーの安定供給、国益にかかわる平和条約交渉等、日本はロシアと対立している時ではない。
「核なき世界」はG7だけで達成できない。ロシア、中国、インドを抜きにして世界の安定もない。
G7がせっかく日本で開かれたにもかかわらず、ウクライナ戦争を終わらせるのではなくこのまま長引く方向に進んでいることを心から憂うる次第だ。
ニュースでウクライナが反攻とイギリスの戦略研究所が発表していたが、なんとそのアルチョモフスク(メディアではバフムート)は、ロシアが制圧したとニュースになっている。
なんともいい加減な話をイギリスの研究所なるものが流すものだとビックリである。
私の認識ではロシアの国力とウクライナの国力を比較することが間違っていると指摘したい。
兎にも角にも一日も早く停戦になることを願ってやまない。
朝の便で釧路から丘珠空港に出て、11時から「横路孝弘さんお別れの会」に出席。
最後、娘さんの挨拶が良かった。出席者に心から感謝しながら、また、生前お世話になった多くの人にお礼、感謝し、最後に「素晴らしい人生を送ることが出来た。父を拍手で送って下さい」と閉めた。
この言葉を聞きながら私の時、鈴木貴子はどんな表現をするだろうかと思いながら親子の絆を感じたものである。
14時からウォーク&トーク(市民対話)を大通公園で行う。15時から札幌大地塾。いつもの熱心な人が参加して下さり、有難い限りだった。
北海道議会議員、札幌市議会議員が増えたので賑やかな街頭演説、大地塾となった。
20日のコメント
松村訓明さん、いつも有難うございます。齋藤法相は将来ある政治家と見ております。国民目線で検察と向き合ってほしいものです。
kana-tajashiさん、みんな元気です。
さださん、その通りです。停戦に向けての発表がないことに落胆です。
ひでおさん、G7がゼレンスキー大統領に「銃を置け。話し合いだ」となぜ言わないのでしょうか。せっかくのチャンスを活かすべきだと思います。
一市民よりさん、私は信念を持って国益の観点からロシアの重要性を考えて行動して参ります。
森田憲治さん、その通りだと思います。
タコ八郎さん、いいところを付いています。ご指摘のとおりです。
マリコさん、お姉様によろしくお伝え下さい。
ヨシさん、岸田総理のやる仕事と思います。私は私の立場でこれまでの人脈を通して今も行動しています。
慎一さん、政治の世界、権力が伴い地位に関係します。足の引っ張り合いもあります。宿命だと思っています。
萬香江さん、お身体は大切にして下さい。ウクライナゼレンスキー大統領を呼ぶなら、プーチン大統領にも声をかけて広島で話し合いをさせるべきだったと思います。
幽楽町で逢いましょうさん、事務所の者に言っておきます。
私も鈴木ですさん、そうです。停戦です。
※札幌大通公園でウォーク&トーク
※札幌大地塾例会