▼今週発売の新作ダイジェスト
発売中■CD:ミライのテーマ / うたのきしゃ 限定盤 / 山下達郎
7月12日発売■Blu-ray:機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星
7月13日発売■NSw:amiibo テンタクルズセット[ヒメ/イイダ]
7月13日発売■NSw:スプラトゥーン2セット オンライン3か月利用券付き+壁紙
7月13日発売■NSw:スプラトゥーン2セット オンライン3か月利用券付き
▼映画「未来のミライ」不器用な父親の家族讃歌
「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」の連続大ヒットで
今や東宝の夏興行の顔になりつつある細田守監督の最新作が完成。
4歳の男の子”くんちゃん”と、生まれたばかりの妹”ミライちゃん”の
不思議な交流を描くファンタジー。
くんちゃん役には「君の名は。」でヒロインを務めた上白石萌音の妹である上白石萌歌。
ミライちゃん役には「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」の黒木華。
二人の両親には星野源と麻生久美子。他にも役所広司、福山雅治など。
細田監督は「サマーウォーズ」の製作途中だった2009年7月に母親を失くし、
自身が代表を務めるスタジオ地図の第1弾となる
「おおかみこどもの雨と雪」が公開中だった2012年9月に長男を、
「バケモノの子」の公開年である2015年末には長女を授かっている。
「サマーウォーズ」までの路線に区切りをつけて
「おおかみこども」以降、母性・父性といった家族愛を描き続けているのは
本作が兄と妹の物語であることも含めて
監督のプライベートが大きく関係しているのだろう。
両親にねだっていた待望の妹が産まれたは良いものの、
いざ産まれてみれば両親の愛情はほとんどが妹に注がれてしまい
くんちゃんのストレスは日に日に募るばかり。
しかしどんなに大声で叫んでも「お兄ちゃんでしょ」の一言で片付けられてしまう。
兄弟のいる家庭ならば誰もが経験している風景に違いない。
くんちゃんの抱える癇癪も、頼りない父親に苛立つ母の気持ちも
上手く描かれているとは思うのだが、何故だろうか。
本作に関しては「それだけ?」という物足りなさが強く残る。
監督が言いたかったであろう、
「僕等(家族)は昔から現在、そして未来まで繋がっている」とのメッセージが
監督の思惑通りに真っ直ぐ子供に伝わるように思えない。
何故か、語り部としてダメだからだ。
子供を愛しているし、子供にしてやりたいことも伝えたいことも
山ほど抱えながら、その表現方法がいちいち下手過ぎて
「もう、何やってるの!」と母親から叱られている父親像しか浮かんで来ない。
まず、ミライちゃんがわざわざ未来からやってくる理由が決定的に希薄だし、
この冒険を通してくんちゃんとの絆がさほど深まるわけでもない。
実際には妹なのだから、もっと兄貴風を吹かせるようなところがあってもいいし、
せっかく昔の両親に会えたのに、大して興奮も感激もしないミライちゃんにも疑問を感じる。
物語の土台部分に大きな欠陥を抱えたまま
唐突に祖父のエピソードが入ってきたり、無理矢理ケモナー要素を押し込んできたり、
かと思えば幼児が泣き叫ぶ(実際に試写会場で子供が大勢泣いた)ような
ダーク演出が入り込んだりと、展開が散漫でそのどれもが印象に残らない。
どれだけあやして背中をポンポンと叩いても泣き止まない子供のように
監督があれこれ考えてやっていること(エピソード)が面白さに繋がっていかないのである。
挙げ句、どうやって収拾をつけるつもりなのかと思っていたら
ラスト数分のところである人物が
本作のメッセージを全て台詞で言い尽くしてしまい、激しく興醒め。
なら長編にせずとも5分ぐらいのショートアニメで出来たろう。
発売中■CD:ミライのテーマ / うたのきしゃ 通常盤 / 山下達郎
還暦を過ぎ、人生のスロープをゆっくりと下っていくような曲の増えた
山下達郎の楽曲は作品の性質を良く理解した上で書き下ろされていて、
特にエンディングで流れる「うたのきしゃ」が素晴らしくマッチしている。
変わらない達郎サウンドと、敢えて平仮名表記した「うたのきしゃ」というタイトル。
子供にもわかるような言葉で紡がれた歌詞は
未来を生きる子供達への大らかな応援歌になっている。
この曲に乗せて本編映像をダイジェストで編集すればもうそれだけで良いのでは。
細田監督の子煩悩さはビシビシ伝わってくるものの、厳しく言ってしまうとそれだけ。
前作「バケモノの子」でも感じていたことだが、そろそろこの路線から卒業するか、
「君の名は。」で新海監督がホームランを打ったように
アドバイスをしてくれる第三者を迎え入れた方が良いと思う。
映画「未来のミライ」は7月20日より公開。
発売中■CD:ミライのテーマ / うたのきしゃ 限定盤 / 山下達郎
発売中■CD:ミライのテーマ / うたのきしゃ 通常盤 / 山下達郎
発売中■CD:未来のミライ オリジナル・サウンドトラック / 高木正勝
20日より公開される細田守監督の最新作「未来のミライ」の
挿入歌&主題歌を担当した山下達郎のニューシングルが今週発売。
達郎が細田作品に主題歌を提供するのは「サマー・ウォーズ」以来かと思ったら
ちゃっかりカップリングに「僕らの夏の夢」のアコースティックバージョンが収録されていた。
映画のサントラは「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」に続き高木正勝。
細田守監督作品が一斉にKindle化。
発売中■Blu-ray:時をかける少女 期間限定スペシャルプライス版
発売中■Blu-ray:サマーウォーズ 期間限定スペシャルプライス版
発売中■Blu-ray:おおかみこどもの雨と雪 期間限定スペシャルプライス版
発売中■Blu-ray:バケモノの子 期間限定スペシャルプライス版
細田守監督の歴代作品が低価格(実売価格で2000円台前半)で再販。
「時をかける少女」のBlu-ray発売時からずっと言い続けてきた
「高過ぎる」にようやく応えてくれた形で素直に喜ばしい。
▼NSw「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」明日より予約解禁
いよいよ明日解禁。
セル版が500円■Amazonビデオ:マッドマックス 怒りのデス・ロード 字幕版
セル版が500円■Amazonビデオ:マイ・インターン 字幕版
セル版が500円■Amazonビデオ:ハドソン川の奇跡 字幕版
セル版が500円■Amazonビデオ:レ・ミゼラブル 字幕版
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セル版が500円■Amazonビデオ:シェフ 三ツ星フードトラック始めました 字幕版
セル版が500円■Amazonビデオ:レヴェナント:蘇えりし者 字幕版
オスカー賞レースに登場した作品から隠れた名作まで全900作品以上がワンコイン。
日本では劇場公開を見送られながらも、
今年上半期の最大の問題作と言われている「マザー!」も500円。
▼Amazonプライムデーまであと4日
【7月16日12時開始】Amazon PrimeDay 2018
年に一度のAmazon(プライム会員)のお祭りであるプライムデー。
今年は7月16日の正午からスタート。
「NEOGEO mini」の特別版が販売されることが告知されていたが
先日発表になったNSw「ダライアス コズミックコレクション」の特別版も
16日より予約開始になるようだ。ゲームファンは要チェック。
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【7月17日終了】Kindle Unlimited 2ヶ月99円キャンペーン
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プライムデーを盛り上げるお試しキャンペーンを各サービスで展開中。
音楽聴き放題サービスの「Amazon Music Unlimited」が4ヶ月99円、
書籍読み放題の「Kindle Unlimited」が2ヶ月99円の激安設定。
値引き期間が終われば自動的に翌月から通常価格に戻されてしまうので
申し込んだ日のチェックはお忘れなく。
【7月17日終了】★Kindle:【50%OFF以上】Kindle本セール
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