フジテレビが異常な事態になっています。

事のあらましはネットや他の地上波にあふれているので触れませんが、フジテレビへのCM見合わせが本日(1月22日)11時の時点で75社にのぼりすべてACジャパンのコマーシャルに置き換えるとのことです。

 

フジテレビに出稿しているコマーシャル企業は1日150社ということらしいので、半数が広告見合わせという異常事態です。

 

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(写真はウィキペディアより)

 

 

フジテレビでは、1日約600~700本のコマーシャルが流れてるそうなので300~350本がACジャパンのコマーシャルが流れる計算です。

 

で、実際に朝、フジテレビをつけてみたら、ありゃ、ホントにACジャパンのコマーシャルだらけ。

ちなみに大手企業のコマーシャルはほとんど見ない中、一般企業では某法律事務所のCM-過払い金を取り戻せるとかC型肝炎の給付金やアスベスト補償金・給付金のたぐいーが多かったです。

 

ところでACジャパンのコマーシャルが頻繁に流れるのは事由があります。

 

  1. 番組のスポンサー企業がCMの出稿を自粛した場合
  2. テレビ局がCM枠を確保できない場合
  3. 震災などの有事の際
 

今回、まさに1に該当するわけですが、記憶では過去に2度、ACジャパンのコマーシャルが頻繁に流れたことがありました。

 

2011年の東日本大震災直後のとき。もう1回は昭和64年1月、昭和天皇が崩御されたとき。(1995年 阪神・淡路大震災の直後、関東地方でコマーシャルが自粛されたかどうかは記憶にないです。)

 

そして今回は3度目のACジャパンの出番とあいまってるわけですが、これが1つの放送局で起きているというのが前代未聞で、そんなことも起こりうるんだなという感想です。かつて広告業界に身を置いていた自分としては、想定していなかった事態です。

 

とある専門家が言っていましたが、今はすでに購入した広告枠をACジャパンのCMに差し替えるだけなので、その広告費はコマーシャルを自粛した企業持ちですが、今後、フジテレビとの広告・スポンサー契約を打ち切っていく企業が増えればフジテレビの収益にまで影響することになり、最悪の事態が起こりうるのではということです。

 

昨今、ジャニーズの問題も含め、人権にかかわる不祥事には企業も消費者も敏感なので、下手するとあっという間にその企業は潰れてしまうかも。

 

見ている限り、フジテレビの社長による記者会見のあり方や第三者委員会の設置基準など、すでに修正路線を脱線して横滑りしているようで、企業としての信頼回復はそうとう厳しい道のりではないでしょうか。

 

これもとあるタレントが言っていたことですが、テレビ業界の今後は、見たい番組を購入して観るというのが普通になっていくのでは?とのこと。

 

確かに我が家では、地上波の番組は、NHKの朝ドラか某局のワイドショー、シリーズ化されているドラマ、ときどき面白そうなドラマを観るくらいで、接触するチャンネル=放送局はほぼ決まっています。なのでそれ以外はよほど気にならない限り観ることはないです。そこへきてAmazon PrimeやU-NEXTなどのネット配信も利用しているから地上波に触れる時間は決して多くはないです。

 

と考えると、観たい番組を購入するのが理にかなっているともいえます。

実際、最近ではネット配信でも地上波の番組を配信していたりするから、そちらのほうが利便性が高くなりますね。

 

 

今回のフジテレビの騒動は、1テレビ局の問題ではなく今後の放送局のあり方を左右するほどのインパクトがあると思います。

 

 

ところでACジャパンのCM。

個人的には、「決めつけ刑事」が面白いと思っています。

 

 

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