立秋が過ぎていた。
暦の上では秋である。台風が来ているようで、雨が降り、少しだけ、涼しくなっている。
太陽活動が低調で、高緯度地域と低緯度地域の間の温度差が小さく、夏である北半球は全体的に暖かく、冬である南半球は全体的に寒いとなっている。
大気全体が、南北方向に動く気流が弱く、同緯度で東西に動いているので、温まり始めたり、冷え始めると、その動きが止まらない。極端に動いてしまうようである。
台風が来るのであれば、南北方向への気流が発生してきているということで、全体的に冷え込んでくるかもしれない。南の海上から台風が北上してくるということは、南から北へと空気が動いているわけで、その分だけ、別の場所で、北から南へと空気が動かないと、辻褄が合わない。同じ場所で高高度と低高度で向きが正反対という縦の対流が標準的で、横の対流は滅多に無いのだが、現場の大気循環の様子がわかるのは、もう少し、時間が経ってからとなるであろう。
北極振動や偏西風蛇行が起こるのは、南北方向の熱輸送がデカくなってるからじゃねぇーの? 南北方向の「気流」とか、ちょっとよくわからないんですが。