2015-01-04

正月に助けてくれたサポセンのお兄さんに会いたい

その日、私は、帰省イベントの一環として、父方の親戚宅に遊びに行っていた。

中高生のイトコにお年玉をあげて、祖母がついたモチを食べる。

毎年恒例のお正月風景

例年と一つだけ違った点は、祖父母と同居してくれている叔父から

Wi-fi環境改善を頼まれていることだった。

どうやらWi-Fi電波が弱くて困っているという。

叔父も叔母も機械にはめっぽう弱い。祖父母に至っては携帯すら持っていない。

私は普通OLで、正直情弱の部類だけど、Wi-fiの設定くらいならなんとかなるレベル

ルータアンテナの向きを変えたり、設置場所を工夫してはみたものの、

正直大した改善が見られず、サポートセンター電話することにした。

正月から問い合わせをするところが思い当たらず、総合案内に掛けてみたところ

窓口はやっていて、とある男性につながった。

〇uのサポートセンターのお兄さんは優しかった。

20~30代と思わしき落ち着いた声で、

丁寧な口調だが、お正月から出勤のためややふて腐れている?様子。

彼はWi-Fi電波を強くするためのいくつかの方法提示してくれたばかりでなく、、

公式方法ではないが、~~~で検索すると

電波を強くする方法が見つかると思う。と、色々なことを教えてくれた。

話しているうちに、徐々にお兄さんに親しみを感じてきている自分がいることに気づいた。

その親しみの理由は分からなかったけれど、

なんとなく耳に残る声や、決してハキハキしているわけじゃないのに、博識な様子に

惹かれていたのかもしれない。

お兄さんも私の親しみを感じ取ったのか、少し雑談めいた話もしてくれた。

お手頃なタブレットの話。サポートセンター所在地の話。

(それまで知らなかったけれど、こういったサポートセンターって全国にいくつか

 拠点があって、手の空いてる人が電話を取るシステムなんですね)

大体、20分くらい話をした。

電話を切るときに、私がふざけて「良いお年を」って言ったら、

彼も「良いお年を」と返してくれた。それだけのことが嬉しかった。

めちゃくちゃときめいた!

電話を切ってから、寂しくなって、絶望的な気分で再びルータの設定を行った。

一目ぼれですらない。たった一度電話しただけ、それも向こうは仕事

電話をしてからもう2日も経つ。

なのに、あのお兄さんを好きになった。

職業性別以外、何も知らない。

常識的に考えて、二度と話せないとしても、彼と話してみたいと、思っている。

バカみたいだけどそう思っている。

  • 惚れ易すぎる 他人を振り回すんじゃない

  • サポートセンターの住所が分かってるなら、手紙書けばいいっしょ。「○月×日 ○○時頃、とても丁寧に対応していただき、ありがとうございました。」から始めて、正月なのに対応し...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん