オタク女として30年近く生きてきて、周りには「めんどくさくておもしろい友達」が男女問わずいっぱいいる。
彼らはだいたい高学歴で、会社もそこそこいいところに入り、会社での人間関係もそつなく過ごしている。
ただ、昔からのオタク友達と話すときはおもしろく、彼らと一緒にいるのはとても楽しい。
彼らの恋愛トークや会社への不満、会社の同僚のエピソードを聞くのはすごく好きだ。
しかし最近、彼らが遠くない未来に40歳になることを想像して、ぞっとしてしまった。
そして、周りの人のことをちょっとだけ見下している。
(私のこともおそらく下に見ている)
恋愛も、恋愛経験があまりないか、ヤバい異性(メンヘラ多し/オタク界には男女ともにメンヘラが多い)とばかり付き合っている。
周りは長い付き合いなので、彼らが変なことを言っても「お前はそういうキャラだからなーw」で逆に盛り上がる。
彼らはおもしろい。でも、それは彼らが20代&30代だからだ。
40代になっても彼らはきっと変わらない。
変わる機会はどんどん減る。
40代になってまで、周りを見下して、自分が特別だと思っているふつうの人は、
逆に「うちの会社は頭がいい人が多いから馬鹿と話すと疲れる」とか
「男(もしくは女)ってしょせんこんなもんでしょ」とか
そんな雑なことを、40代になってまで言っていていいんだろうか。
急に、本当に急に、不安になってきた。
私は「悲しいおじさん」「悲しいおばさん」になる彼らを見たくない。
私も「悲しいおばさん」になりたくない。
大きなお世話。 自分の漠然とした不安などを、40に片足突っ込みそうな人に押し付けないでいただきたい。
みんなと会うとき位はあいかわらずなボクらでいいじゃん。
自分は30からの約10年間でかなり変わったよ 親が死んだり、環境が変わったこともあるかもしれないけど 生きてりゃ色々あるから、まったく変わらない方が無理だと思うけど