2010年に放送された朝まで生テレビ(あずまんと喧嘩になったやつ)より。
例えばですね、古い話で言うと、今アメリカ行っちゃった松井っていう野球の選手いたじゃないですか。
彼が、フォアボールフォアボールだったんですよ。そしたら司会者が「かわいそうですね」って言うから
全然かわいそうじゃないですよ、と。こうやってフォアボールフォアボールってやってると、
もうスカウトたくさん来て、たっかい給料で雇われて、幸せな人生待ってますよ、つったら、
「おかしい」と。で、「敬遠したピッチャー卑怯ですね」って言うから、卑怯じゃないですよ、と。
監督が敬遠しろって言うから、高校生が監督の言うこと聞くの当たり前なんでね。
監督が卑怯だって話なら僕認めるけど、ピッチャーが卑怯だってのは認められないですねってやったら、
「番組降りてください」って。
育ちのいいエリートの堀氏が、松井秀喜クラスの有名人のことを「松井っていう野球の選手」と、
あえてあまり知られていない人のように言う。この違和感に、聞き手は思わず引き込まれてしまう。
また、「彼が、フォアボールフォアボールだったんですよ」のように、松井の甲子園での連続敬遠のことを、
明徳の馬淵は許すな、まで読んだ