2024-11-29

anond:20241129004724

近藤誠理論はそれだけではないかと思います

がんもどき理論、がん放置療法、抗がん剤は効かないなどがメインだったように思います

 

といっても話を広げても仕方ないので、がん治療におけるQOLの低下に話を絞りましょう。

そもそも自体が正常な臓器を壊してしまう事が多々あります。この場合治療して癌が治っても壊れてしまった臓器は元には戻りません。

また治療内容によっては抗癌剤を使うことで完治の可能性が上がりますが、抗癌剤による後遺症一定の頻度で起こる事もあります

また手術で切った場合もそれに伴う障害可能性もありますし、放射線治療も晩期障害リスク一定の頻度で起こります

 

どのような後遺症が残るかについては、癌の種類、状態治療方針によってあまりにも異なります

 

ただ近藤先生大学病院診療されていた時代と違い、現在インフォームドコンセント形式だけでなく内容も充実しています

必要治療内容とそこから想定される後遺症合併症について、癌診療では必ず説明文章提示説明がありますので、ご自身価値観でその時々で判断されるのが良いと思います

別にすべての治療を受けないといけないわけではありませんので、許容できる範囲内で治療を受けられると良いと思います

 

副作用後遺症可能性を0の治療以外は受けないとなると、癌診療以外の通常の医療自体も受けられません。

どの程度まで許容されるかはご自身で決めていただくので良いと思います

記事への反応 -
  • 近藤誠理論は誤りですが、ただ悪魔の証明などのテクニカルな理論武装、都合の良い論文データだけを恣意的に使ってたりと、論破しにくいように巧妙に理論を組み立てたなあと思って...

    • 近藤誠理論は生存率を上げても臓器を失うことや抗癌剤によるQOL低下の弊害について語ったものと思っていますがご意見を

      • 近藤誠理論はそれだけではないかと思います。 がんもどき理論、がん放置療法、抗がん剤は効かないなどがメインだったように思います。   といっても話を広げても仕方ないので、が...

        • シロウトである患者が治療について判断するのはかなり難しいと思うんですが・・・ ご回答ありがとうございます

          • はい。確かに難しい専門用語が書かれている文書を手渡されても判断は難しいですよね。 ある程度のご自身がどのような治療を受けたくて、どの程度犠牲を許容できるかを伝えたうえで...

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