「119」は1分1秒を争う火事や病気の命綱です。年々深刻さを増す救急車の逼迫。慢性的に足りないのには、全国共通の悩みがあります。茨城県では、わずかな出血のすり傷や慢性的な腰痛などでは救急車を呼ばず、地域のクリニックを受診するよう求めてきましたが…。
- 「歯が痛い」
- 「しゃっくりが止まらない」
- 「蚊に刺された」
こうした症状で救急車を要請する人が少なくないのが現実です。去年の救急搬送はコロナ前より多い14万3046件。そのうち半数近くが『軽症等』でした。
救急搬送“緊急性なし”で有料に 茨城で『新制度』県単位では初