先日、海外就職準備のために大学の成績表や卒業証明書が必要になったので、10年ぶりくらいに母校の大学に申請に行ってきた。
「そういえば大学職員って基本的に横柄なのだった」と学生時代に何度も嫌な思いをしたことを懐かしく思い出すとともに、
同じく社会人となり、敬語を身につけて相手を立てる会話を自然と心掛けるようになった私は、
「よくこれで社会人をやれているものだなあ」と感じて、ちょっとムカッとして、呆れてしまったのだった。
と自分が普段何気なく使っているサービスの質の高さに感謝したり、
「海外の店員さんや公務員の態度ってテキトーっていうけど、あんな感じで雑なのかな」
と来たる海外生活に思いを馳せたりできたのは、あの横柄な職員のおかげだ。
もしかすると、普段使っているサービスの質の高さに慣れてしまって、自分の中で「普通の対応」の基準が上がってしまっていたのかもしれない。
「失礼な態度」をしないように振舞うことが当たり前の環境にどっぷり浸かってしまった結果、失礼な人を認められなくなっているのかもしれない。
そういう意味で、自分自身がちょっと傲慢になってしまっているのかもしれない。
謙虚さって何だろう。
普通(の応対)って何だろう。
今時、東大でも丁寧な対応なってるのに、 中途半端に職員のプライドが高い私学かな?
裏を返せば、東大の職員も昔は横柄だったのか。 東大の職員と縁のある生活を送りたかったです。