2025-01-02

anond:20250102161405

年賀状歴史年代記風にまとめました。

平安時代794年〜1185年)

貴族公家の間で、新年の挨拶文書で交わす習慣が始まる

藤原明衡の『雲州消息(明衡往来)』に年賀手紙の例文が記載される

江戸時代(1603年〜1868年

飛脚の発達により、遠方の知人へ年賀書状を送る習慣が広まる

玄関に「名刺受け」を設置し、不在時に年賀挨拶を書いた名刺を入れる文化が生まれ

明治時代1868年1912年

1871年近代郵便制度確立

1873年官製はがきが発行され、年賀状の利用が徐々に広まる

1887年頃:年賀状を出すことが国民の間で年中行事として定着

1899年:一部の郵便局で「年賀郵便特別取扱」が開始

1905年:全国の郵便局で「年賀郵便特別取扱」が実施される

1906年:「年賀特別郵便規制」が公布され、年賀状文化が法的に確立

昭和時代1926年1989年

1935年年賀切手の発行が始まる

1941年戦時下年賀状特別取り扱いが廃止

1948年特別取扱と年賀切手の発行が再開

1949年お年玉付き年賀はがき(くじ付き年賀はがき)が初めて発行される

1982年寄付金付き年賀はがきの裏面に絵や賀詞が印刷されるようになる

平成時代1989年2019年

1989年:くじ付き年賀切手の発売が開始

2003年年賀はがきの発行枚数が過去最高の44億5936万枚を記録

この年代記から

年賀状文化平安時代から現代まで長い歴史を持ち、

時代とともに進化してきたことがわかります

郵便制度の発展や新しい技術の導入により、

年賀状はより多くの人々に親しまれる日本の伝統文化として定着しました。

記事への反応 -
  • 多かったのは1970年代〜2000年代まで ただの昭和・平成の文化であった つまり、大正生まれ世代はそもそも年賀状をあまり送っていない 結局送ってたのは団塊の世代前後

    • 年賀状の歴史を年代記風にまとめました。 平安時代(794年〜1185年) 貴族や公家の間で、新年の挨拶を文書で交わす習慣が始まる 藤原明衡の『雲州消息(明衡往来)』に年賀の手紙の例...

      • 2003年に年賀状の発行枚数が最高になった要因は色々とあるんだろうけれどひとつにはパソコンとプリンターを手に入れて喜んだ愚民どもが一生懸命に年賀状をプリントアウトすることに...

    • メールあったら明治時代の人もメールやろ

記事への反応(ブックマークコメント)

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