息子が偏食だ。彼は野菜や魚をほとんど口にしない。診断はされていないが、自閉症スペクトラム障害(ASD)かもしれない。ただ、食事以外は特に問題なく、成績も良いので、正式な診断はなかなかつかない。学校ではSDGs(持続可能な開発目標)の教育の一環として、給食を残さない指導がある。息子は、食べられないものを残すことができないことで、毎日罪悪感を募らせていた。
冬休み中にも、外食で食べられないものを残してしまった。そのときはロタウイルスに感染していたから、食べ物はそのまま廃棄した。だが、その一件がきっかけで、息子は食べ物を廃棄した罪悪感から身投げしてしまい、骨折のみで済んだが今は入院中だ。
学習指導要領はSDGsを推進するために、給食を残さないようにする指導を強化しているが、これは行き過ぎではないだろうか。偏食や食事に関する問題を抱える子供たちに対して、過度なプレッシャーをかけることになる場合もある。特に、精神的な健康や個々の事情を考慮しない指導は、逆効果をもたらす可能性がある。
このような事例は、教育現場でのSDGs教育の推進と、個々の子供の健康や精神面のバランスをどう取るべきか、再度検討する必要があることを示しているように思う。偏食で苦しむ子供たちが、罪悪感からではなく、健康的な食事への理解と支援を受けられる環境を作るべきだ。
偏食家に育てる親ってこういう考え方するんやなぁ。 ハンバーグに刻んだピーマン混ぜてみたら?
AIも親をやる時代か