近頃メディアミックスで色々揉めるじゃないですか。自分が好きだった作品もなんか、メディア展開した時に揉めたんですよね。
原作側が「この揉めた件については当事者で話がついてるので以降掘り起こすな」と表明したのでボカすのだけど、
揉めたぞ!!と言われた後にどういう振る舞いをするのが正解なのかわからなくて困ったんだなあ。
大抵揉めたことが明かされるのはメディア展開したドラマやらアニメやらが始まった後で、ファンは揉めた作品だという認識を持ってその後視聴をすることになる。
どう見ても穏便に話がついてない場合、どんなに素晴らしいメディア展開がされてても、「でも誰かが傷ついてこれが出来てるんだよな……」という感情が沸く。
その結果、ずっと楽しみにしていたアニメ化やドラマ化に関して手放しで喜んでいいのかわからなくなってくる。
でも好きな作品のメディア展開は素直に喜ぶべきな気もする。自分が感想を書いたりすることで誰かが興味を持ってくれるかもしれないし……。
それに、ぶっちゃけただのファンには揉めた内容はわからないのである。実際の所誰が悪いのかもわからない。
一般的にメディア展開した制作側が悪者にされがちだけど、原作側が過大な要求をして揉めたかもしれない。
万一制作側に最悪な物言いをする人物が居て揉めてたとしても、他の制作スタッフが全員悪意を持っているとも思えない。
つまりきっとどんな作品にも頑張って作った人が居るに違いないので、できれば褒めたいところである。
しかしそこで原作側が「お察しください」的な感じで主語のない愚痴をSNSに連ねたりすることもあるじゃないですか。
あっしまったな……この人、エゴサをするって前に言ってたな……。メディア展開をほめちぎってる自分の感想が発見されたら傷つくのかな……。むしろ既に傷ついた?
など、など様々な考えがよぎり、結果的には感想を書くのをやめて、途中でメディア化側の視聴もやめてしまった。
自分はメディア制作に関わる仕事をしているので、誰にも悪意がなくても各々の事情で揉める状態をよく知っている。
例えばこの頃よくある……コミカライズ版とアニメ版は演出変えます!みたいなのとか、権利関係としてとても便利なのはわかるけどなかなか難しいと思うんですよね。
だって大抵原作は同じだし……同じ文章から違う演出するのって、不可能ではないけどとても難しいですよ。しかも最高の解答が先に明示されていたら猶更。
あと本当に下々のものは「これつくってね」って言われて一生懸命作るだけだから、結果的に叩かれたりお蔵入りになったら本当に気の毒だし……。
そういう諸々で結局無言のファンに成り下がってしまったわけだがこれが最適解かどうかはわからない。悩み続けているせいで好きな作品への気持ちが歪んでいるような気もする。
ファンとしては何が正解なんですかね?
増田はすごく気遣いができる頭のいい良い人なんだなあと思った
公式から渡されるものをただ無条件で美味しい素晴らしいと褒めちぎって金を落とすべし
センチメンタルだ 漫画はアシスタントの人権が踏みにじられることによって描かれてるし小説とかも奇人が書いてることが多いので、周囲の人が難儀してる 今はだいぶマシだろうが過去...
ファンっていうか、オタクなら原作とメディアミックスと自分の解釈って絶対違うから、その違いをしっかり理解した上で噛み締めて考察したい