またも繰り返されるワシ。の虚言
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20070516/p2#c1179487834
ワシ。 『ついでに言っておくがな・・。
君達、『昔の日本兵が軍規が緩んでいた』って事を一つの立証はしてないんだぜ〜!?
そこんところ・・・解ってるのかい?
そのような『証言』があった!・・ってのを、ただ紹介してるだけだぞ??
誰一人として、犯罪歴や処断内容を明示してないんだぞ!?
皆さん、解ってるよね〜??^^』 (2007/05/18 20:30)
「そのような『証言』があった」ことを示すのは「そのような『事態』があった」ことを示すための実にオーソドックスな方法である、それゆえ『昔の日本兵が軍規が緩んでいた』ことは豊富な史料(およびワシ。からの反論がないこと)によって異論の余地無く立証されているのであるが、それ以外にもワシ。は嘘をついている、「誰一人として、犯罪歴や処断内容を明示してない」と。
同コメント欄で私が挙げた事例。
昨夜三時半松岡憲兵大尉深夜にも拘らず重大事件なりとて連絡に来る。同事件は第六師団の兵五名の内一名伍長が三里程田舎の農村に至り十幾才より二十六才迄位の婦女を拉致し或る他の相当大なる空家に連れ込み強姦を恣にして且つ拉致するにあたり五十五才位の女が逃げんとしたるを射殺し尚女一名に対し大腿部に銃創を負わしめその行為の不逞極まり不軍紀も茲に至りて言語に絶す。
○松岡憲兵大尉午後6時頃来部打合せ。某少佐事件に対し大尉は曰く、上官を脅迫し強姦し掠奪物を内地に送り暴行数度に及ぶが如き幹部のものを不問に付するが如きは不公平なり、若し隊長に於て適当の処置を為さざる場合には自分は今後兵の事件を検挙せざるべしと。
(…)
(…)吉×××事件は十二月十七日金山に於て支那人間に稍々不穏の挙動ある如きことを聞き、直ちに部下数十名を引率し支那人部落に至り射殺斬殺を為したる事実にして、その間上官に十分連絡せざるのみならず、一つの好奇心より支那人を殺害せんとの念に基くとも認めらる。同隊は前線の戦闘に加わらず 従って支那人を殺さんとの一種独特の観念に駆られたるとも認むべく、戦場にては斯かる念を生ずるもの少なからず、又支那人に対する人格尊重薄きによるものの如し。
きちんと具体的な犯罪事例が紹介されていますね。ちなみに上記事件は小川法務官の日記のみならず、第十軍法務部陣中日誌にも記載されています。
これに対してワシ。は「日本兵は放火はせんな・・・。強姦もせんなぁ・・」と主張する具体的・実証的な根拠をただの一つも提示していない。
例によって5月16日分のコメント欄が容量オーバーなので、表示されていないコメントを紹介しておこう。
ワシ。
63. Posted by Apeman 2007年05月18日 08:05
なるほど、勉強になりました。“証言だけ”で立証もでき、証拠よりも証言が裁判の中心なんですか・・・証言は証拠なんです。あなたは「証拠」ということで指紋やらDNA鑑定やらを念頭においているんでしょうが、DNA鑑定だって試料を採取した人間、分析を行なった人間の証言がなければ証拠にはなりません。試験管差し出されたって裁判官は困っちゃうでしょ?
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>>証言は証拠なんです。
↑:そうなのか・・・?それじゃぁ上でお友達が紹介してる、
訳の判らん、怪しい証言は・・・即ち『証拠』として扱われるのか?Apeman大先生よ?
ちなみにワシ。は著作権法を無視して引用の出典を表示していないが、ここのこと。
http://blog.livedoor.jp/junks1/archives/50996906.html#comments
kurabone
>しまうまさん
嫌がらせが目的だからじゃないですか? この人、根本的に歴史に興味ないと思うし。縦しんば、それを明示したとしても、『南京大虐殺』とは、全く関係が無い話だとバレるのが恐いんだな???
なんだこのヘッタクソな論点ずらしw このコメント欄でずーーっと話し合ってきたのは「日本軍の軍紀が厳正だったかどうか」って話で、南京だけに限った話じゃねえじゃんw 「南京大虐殺」の頃だ!って勝手に思いこんだのはワシ。たんなんで、自分の早とちりを責任転嫁しても無駄。そのような『証言』があった!・・ってのを、ただ紹介してるだけだぞ??
やっぱり個人の証言の信憑性を全否定。そして軍の記録は相変わらずスルーw
fujiyama
高級将校の日記を否定できないとみるや、
「「証言』があった!・・ってのを、ただ紹介してる」って・・・。
「師団長中将」「法務官」「参謀長」の証言で、そんな軽い扱いはマズイのでは?
Phls
ワシ。氏へ>それだけ資料好きなんだったら、もっと詳しく犯罪の内容が書かれた文書や資料もあるんじゃないか??
それを出してくれ。
私の引用した論文には、10件ほど具体的に強姦行為が書かれています。
一点だけ引用します。「(一)或る兵は兵站病院を退院軍隊へ復帰の途次飲酒酩酊の上所属態宿舎の付近の
支邦家屋へ侵入し同家二階に居合せた支邦婦女(当二十一才)を強姦した。」
Tekamonasandali
『>>誰一人として「あった」という回答する中国人のお年寄りはいなかったことをあえて補足しておきます。では、どういう回答だったというんでしょうかね?近頃、こういう巧妙な逃げ道には敏感になってしまいました。その原因は、東中野修道先生、秦郁彦先生、安倍先生など諸先生方のご発言に起因するところ大です。
ところで、「反日教育」されているはずの中国で南京大虐殺が「あった」と「お年寄り」が回答しなかったというのは興味深いことです。「お年寄り」までは「反日教育」が行き届いていなかったということでしょうか。そこまで調査していただければ、それなりに意味はあったと思います。
そういえば、鈴木明氏も、南京のタクシーの運転手に聞いてみたが南京大虐殺を知らなかったと同じようなことを1970年代に書いていましたね。たまたま聞いた人が知らなくても史実には関係がないというのが、まっとうな考え方でしょう。