こんにちは!2025年に入り、金利上昇が本格化していますね。日銀の政策変更や世界的な金融環境の変化を受け、日本の投資環境も大きく動いています。
金利が上がると投資の勝ち組・負け組がはっきりしてきます。今回は、金利上昇局面で特に恩恵を受ける日本株や投資信託(ETF)を詳しく解説します!
金利上昇でメリットを受ける業界
金利が上昇すると、どんな業界が恩恵を受けるのでしょうか?主に以下の3つが挙げられます。
1. 銀行株:貸出金利の上昇で収益アップ
銀行業界は金利が上がると最も恩恵を受ける業界の一つです。なぜなら、銀行は貸し出し金利を引き上げられる一方、預金金利の上昇は緩やかなので、利ざや(貸出金利−預金金利)が広がるためです。
注目銘柄
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):国内最大の金融グループ。海外事業も好調で、金利上昇局面での収益増が期待できる。
- 三井住友フィナンシャルグループ(8316):法人向け融資に強みを持ち、金利上昇の恩恵を受けやすい。
- みずほフィナンシャルグループ(8411):デジタルバンキングの推進にも注力しつつ、金利上昇局面での収益改善が期待。
2. 保険株:運用資産の利回り向上
保険会社は顧客から集めた保険料を国債や社債で運用しているため、金利が上がると運用益が増加します。特に生命保険会社は長期債での運用が多いため、金利上昇の恩恵を強く受けます。
注目銘柄
- 第一生命ホールディングス(8750):長期債での運用比率が高く、金利上昇による運用益拡大が期待される。
- 東京海上ホールディングス(8766):損害保険大手で、海外展開も積極的。金利上昇による収益改善が見込まれる。
3. 不動産投資信託(J-REIT):割安感が出るタイミング
不動産投資信託(J-REIT)は、金利上昇による賃料収入の増加が期待される一方、借入コストの上昇による影響も受けます。しかし、金利上昇局面ではJ-REITの価格が一時的に下落し、割安な投資機会になることもあります。
注目銘柄
- 日本ビルファンド投資法人(8951):国内最大のオフィスREITで、都心部のオフィス需要が堅調。
- ジャパンリアルエステイト投資法人(8952):高品質なオフィスビルを中心に運用し、安定した収益を確保。
- イオンリート投資法人(3292):商業施設に特化したREITで、小売業の回復とともに成長が期待。
4. 金利上昇で注目の投資信託・ETF
個別株への投資に不安がある人は、ETF(上場投資信託)を活用するのもおすすめです。特に、金利上昇で恩恵を受けるセクターに特化したETFは魅力的です。
注目ETF
まとめ
2025年の金利上昇局面では、銀行・保険・J-REITなどのセクターが注目されます。個別株やETFをうまく活用し、金利上昇の波に乗る投資を検討してみてください。
投資は自己責任ですが、情報をしっかり集めて賢く運用すれば、大きなチャンスになるはずです!