ソニーから、コンパクトデジタルカメラ「サイバーショット」の新製品として、「DSC-WX50」と「DSC-W630」「DSC-W610」の3機種が発表された。いずれも2月3日発売予定。
「DSC-WX7」の後継機種となるWX50(予想実売価格2万5000円前後)は、新しい画像処理エンジンを採用。従来は最高ISO 3200までだった感度設定がISO 12800の撮影に対応する。また、特殊画像処理機能である「ピクチャーエフェクト」に「水彩画調」と「イラスト調」の2種類が加わっている。
そのほかの基本スペックはWX7と同じで、撮像素子は1620万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用し、光学5倍ズームレンズを搭載する。
W630とW610はともにCCDセンサー採用モデル。「DSC-W570」の後継機種となるW630(予想実売価格2万円前後)は、動画撮影時に手ブレを抑える「アクティブモード」を新たに搭載。また、ピクチャーエフェクト機能を搭載し、写真に対して4種類(トイカメラ/パートカラー/ソフトハイキー/ポップカラー)の特殊効果をかけられる。
さらにカメラを振ることでパノラマ写真が撮れる「スイングパノラマ」が360度撮影に対応した。そのほか、基本的なスペックに変更はなく、撮像素子は有効1610万画素のCCDセンサーを採用し、光学5倍ズームレンズを搭載する。
「DSC-W550」の後継機種となるW610(予想実売価格1万5000円前後)は、スイングパノラマが360度対応になった点のみが変更点となる。撮像素子は1410万画素のCCDセンサーで光学4倍ズームレンズを搭載する。