スマホで始める「音楽アプリ部」 第30回
iRig PROとBeatMaker 2でカンタンにPAMをやってみる
音楽アプリとMIDIインターフェースでワンランク上の録音法
2014年01月26日 12時00分更新
前回のPAM(iPad Apps Music)では、レコーディングアプリ「BeatMaker 2」とアンプシミュレータアプリ「AmpliTube」を組み合わせて、iPadでのリアンプ(録音データの再加工)に挑戦しました。
今回は、前回ギター入力用に使ったiRig PROの、コンデンサーマイクへの給電機能を活用し、アコースティックギターのマイク録音を試してみます。録音用アプリには前回に引き続き、BeatMaker 2を使用。
改めて説明しますと、iRig PROはマイク用XLR端子とギター用PHONE端子の2つの入力に対応するインプットジャックと、大ぶりな入力GAINコントローラ、MIDI入力端子に加え48Vの給電機能を備えたマルチオーディオインターフェースです。
また、BeatMaker 2は多彩な音色を用いたMIDIデータの打ち込み編集機能と、オーディオデータの録音/編集機能、12種類のエフェクターとトラック数無制限のミキサーを備えた音楽制作アプリです。
BeatMaker 2 | |||
---|---|---|---|
価格 | 2000円 | 作者 | INTUA |
バージョン | 2.5.4 | ファイル容量 | 539 MB |
カテゴリー | ミュージック | 評価 | (4) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 5.0以降 |
BeatMaker 2で基本のトラックを作る
まずはBeatMaker 2の音源を使用して、ドラムを打ち込みます。ドラムトラックにはリバース系の音色がユニークな“Indus Trials”を選びました。続いてベースラインを打ち込んでいきます。ベーストラックはウォームな立ち上がりの“Fretless Bass”を使用。
コード進行の目安としてキーボードも足してみます。アタックの柔らかいエレピ“Wulitzer”でちょっとアダルトな雰囲気に。高音域と低音域(イメージ上の右手と左手)で別々のチャンネルを用意し、ほんの少しだけPANをLRに振って広がりを持たせます。
ここまでで基本的なトラックは完成。本題であるギターのレコーディングに入ります。
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