AIでSNSデータから「界隈」を可視化しマーケティングを支援、「KEEN 界隈DB」提供開始

　KEEN株式会社は12月10日に、消費財メーカー向けにマーケティング支援サービス「KEEN 界隈DB（データベース）」の提供を開始した。従来の広範なソーシャルリスニングに加え、生成AIを活用してSNS上での発信データを分析し、特定の趣味や関心を軸にゆるやかにつながる「界隈」に対する企業のアプローチを支援する。

「KEEN 界隈DB」は、生成AIを利用してXやTikTokなどの投稿データを分析し、SNS上に存在する共通の関心軸をシグナルとして「界隈」を自動で発掘。企業・ブランドとの親和性が高い、ターゲットとしてアプローチすべきコミュニティを見つけ出す。

　また、「界隈」のKey Opinion Leader（KOL）となりうる、企業・ブランドと相性の良い発信者を発掘。フォロワー数だけでなくエンゲージメントや信頼度を重視した評価基準を採用し、ブランドの推奨者を判定する。とくにブランド親和性の高いユーザーリストに対してギフティングやPR案件の管理を行うほか、競合ブランドの界隈やそのKOをリスト化することで、自社の界隈との比較も可能とのこと。

　発掘した界隈・コミュニティやそのフォロワーとの対話を通じて、ブランド価値をともに創造していくことで、企業における消費者主導のマーケティング活動を支援していくとしている。

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