ミニ戦艦バトルゲーム『BattleCap』Steamで「99%好評」スタート。砲台を繋げて奪い合う大海戦、対戦あり協力PvEありの賑やか真剣勝負
MechAlmond Productionsは12月31日、海戦シューティング『BattleCap』をPC(Steam)向けにリリースした。さっそく好評を博しており、Steamユーザーレビューにて「非常に好評」を獲得している。
『BattleCap』は、見下ろし型のツインスティックシューティングだ。ビール瓶のキャップのような見た目の砲台を集めて戦艦を強化し、海戦を繰り広げる。本作にはPvPの対戦モードとPvEの協力モードが存在し、Remote Play Togetherを用いたオンラインプレイにも対応している。
PvPの対戦モードの醍醐味となるのは、砲台の奪い合いだ。近づくと砲台を生み出すオブジェクト「gashapon」の付近では、砲台を狙ったプレイヤー同士の激しいアクションが展開される。砲台を多く持ちすぎると戦艦の動きが遅くなってしまうため、ただ闇雲に砲台を集めればいいというものではない。また、砲台にはしっかりと物理演算が働いている。それを利用して、砲台同士の繋がりをタックルで分断しそのまま砲台を奪うプレイングも存在。戦闘力と機動力を両立した戦艦を構築することが重要だ。
PvEモードでは、押し寄せる敵の大群を砲台や防衛装置を使って押し返すことになる。幅広い状況へ対応するためには、3種類存在する砲台をバランスよく構築するなどの工夫が必要だ。また、砲台をパージして身軽になる機能も存在し、ピンチを打開するため戦うか、パージして逃げるかの判断も求められる。
砲台を管理するシンプルながら奥深い駆け引き、PvEモードにおける豊富な難易度やリプレイ性などを評価する声が集まり、本作はSteamユーザーレビューにおいて本稿執筆時点で185件中99%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。シングルプレイも可能ながら、賑やかなマルチプレイで真価を発揮するゲームとして評価を受けている様子だ。それだけにRemote Play Together機能に頼らない、通常のオンラインモードの実装を希望する意見もみられる。いずれにせよ新作マルチプレイゲームとして一定の賑わいを見せており、今後のアップデートや新展開も注目されるところだろう。
『BattleCap』はPC(Steam)向けに発売中、無料のデモ版も配信中だ。