執筆者 斎藤 勲 地方衛生研究所や生協などで40年近く残留農薬等食品分析に従事。広く食品の残留物質などに関心をもって生活している。 新・斎藤くんの残留農薬分析 斎藤 勲 2013年4月3日 水曜日 キーワード:農薬 年度末の3月26日、厚生労働省基準審査課から全国の衛生主管部食品衛生担当宛に事務連絡が出された。タイトルは「加工食品に高濃度に含まれる農薬等の迅速検出法について」である。フーンと思って中を少しみる方もおられるだろうが、多くの方は検査法の変更なのかとすっと通過されただけだろう。タイトルからは分からないが、今後の農薬の安全性評価に関わる一つの考え方(急性参照用量ARfD)も入っていることが注目される。 実はこの検討は、2008年中国冷凍餃子事件を受けて、従来の微量な残留農薬検査法ではなく、高濃度に残留する農薬を危害性防止の観点から迅速に測定する検査法を開発する目的で始められたもので
薄着になってくる今の季節、冬の間にちょっと出てきたお腹が気になりますね。 女性に多い洋ナシ型肥満ではなく、男性に多いリンゴ型肥満だと、貯まっているのは内蔵脂肪。 40歳以上の男性の2人に1人がメタボリックシンドロームと言われる現在、「みんなで渡れば」的発想から脱却して、毎日の習慣を見直してみましょう。 もっと見る 2013.04.01. [情報提供]メタボリックシンドローム~お腹が気になりだす季節です~ 2013.03.25. [厚生労働省]第5回特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会資料 2013.03.22. [厚生労働省]平成23年度 国民健康保険実態調査 2013.03.21. [厚生労働省]実務担当者による特定健診・特定保健指導に関するワーキンググループの開催について(第7回) 2013.03.18. [厚生労働省]特定健康診査・特定保健指導に関するデータ 201
兵庫県立健康科学研究所 〒675-0003兵庫県加古川市神野町神野1819-14 TEL:079-440-9090FAX:079-438-5570
乳がんのがん細胞の60~70%は、女性ホルモン(エストロゲン)の影響を受けて、分裂・増殖します。つまり、エストロゲンが乳がん細胞の中にあるエストロゲン受容体と結びつき、がん細胞の増殖を促します。このように、エストロゲンを取り込んで増えるタイプの乳がんを「ホルモン感受性乳がん」といいます。 ホルモン療法とは、乳がんがエストロゲンの影響を受けて増殖するという性質を利用した治療です。卵巣を摘出する外科的な治療法もありますが、一般的には、「ホルモン療法剤」を用いてエストロゲンの産生を抑えたり、エストロゲンが受容体と結合するのを阻害することによって、がん細胞の増殖を抑制します。 ホルモン療法剤には「LH-RHアゴニスト製剤」「アロマターゼ阻害薬」「抗エストロゲン薬」があります(下記参照)。これらはがん細胞を直接やっつける抗がん剤と比べて、その作用は穏やかで、副作用が現れにくいのが特徴です。ホルモン療
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