この文章では以下のような内容を書きます。 オタクの世界には決定的に相容れないほど深い谷間で隔てられた2つの方法論が存在するその1つは、データベース解釈であるこれに対立する解釈を、ここでは外部参照解釈と名付けるオタクの主流はデータベース解釈であるネギま!は外部参照解釈である実は広義のオタク、あるいは社会全般では外部参照解釈の方が主流データベース解釈の欠陥はネギま!自身が指摘しているいやー、ネギま!って素晴らしいものですね!補遺・足し算解釈とかけ算解釈前置き § この文章は、ネギま!22巻を読み終わったから書くのではなく、いくつかの別の本を読み終わったことで書くものです。 まず、東浩紀の『動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会』を読み、続編となる『ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2』を読み始めてライノベが主テーマと気付いて興味が持続できずに放棄し、そのあとで大塚英志の『