武装勢力に銃撃されて意識不明になっていたマララ・ユスフザイさん=ロイター英国バーミンガムの病院で治療を受けるマララ・ユスフザイさん=AP武装勢力に銃撃されて意識不明になっていたマララ・ユスフザイさん=ロイター 【ロンドン=伊東和貴】パキスタンで女性の教育の権利を訴え、武装勢力に銃撃されて意識不明となったマララ・ユスフザイさん(15)が意識を取り戻し、立ち上がれるまでに回復した。支援に対する感謝の意を表したという。 搬送された英国中部バーミンガムの病院が19日に記者会見して明らかにした。英BBCによると、マララさんは16日に昏睡(こんすい)状態から目覚めた。デイブ・ロッサー医長は「まだ危険な状態を脱していないが、経過は順調だ。今朝は助けを借りながら立ち上がった」と説明。のどに気管切開チューブが入っているが字は書くことができ、意思疎通ができるようになった。マララさんは容体を公表することに同