香港メディアは22日までに、角川書店などを運営する「KADOKAWA」(東京)が中国で出版する若者向けのライトノベルが21日、中国の書店などの店頭から回収され、買えなくなっていると伝えた。同社の広報担当者は「詳細は調査中」と話している。 ライトノベルは、小説に少女などのアニメ調のイラストが挿絵などとして使われているのが特徴。原因は不明だが、中国のインターネット上では、あるライトノベルの「露骨なイラストがきっかけ」との情報が伝えられており、少女などのイラストの描写が当局に問題視された可能性がある。(共同)