さくらインターネットは7月28日、4月28日に公表した2026年3月期通期(25年4月1日~26年3月31日)の連結業績予想を下方修正すると発表した。売上高を404億円から365億円に、営業利益を38億円から3億5000万円に、経常利益を34億円から4億円に、親会社の株主に帰属する純利益を24億円から2億円に引き下げる。「継続を見込んでいた生成AI向けの大型案件終了の影響」という。 下方修正の内訳としては、GPUインフラストラクチャサービスの売上予想を、158億円から85億円に引き下げた。一方、グループ会社の案件獲得などにより、その他のサービスの売上予想を57億円から87億円に引き上げた。 今回の修正について、同社は「GPUインフラストラクチャサービスの売上減少による一時的な利益減少」と述べる。他方、8月には米NVIDIAのGPU「B200」の提供を開始するとして「将来の市場ニーズの成長に
